Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.17.4 ジャーナル作成ウィザード

〈この項の構成〉

(1) [ジャーナル作成]画面

[図データ]

情報設定エリア

画面左側のエリアで、Universal Replicatorのジャーナルを作成します。

項目

説明

ジャーナルID

ジャーナルIDを選択します。

選択できるジャーナルIDは、空いている番号から昇順に表示されます。空いている番号がなくなったときは空白となります。

[ジャーナルボリューム選択]

画面左側のエリアで、作成するUniversal Replicatorのジャーナルボリュームとして指定できるLDEVが表示されます。

項目

説明

ジャーナルボリューム選択

[ジャーナルボリューム選択]画面が表示されます。

合計選択ジャーナルボリューム

[ジャーナルボリューム選択]画面で選択したジャーナルボリュームの数が表示されます。

合計選択容量

[ジャーナルボリューム選択]画面で選択したジャーナルボリュームの総容量が表示されます。

情報設定エリア

項目

説明

MPユニットID

MPユニットIDを選択します。自動割り当てが有効なMPユニットが1つ以上ある場合は[自動]も選択できます。

初期値は、[自動]が選択できる場合は[自動]、[自動]が選択できない場合はいちばん若い番号のMPユニットIDです。

ジャーナルボリューム流入制御

ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限します。

  • [有効]:流入を制限します。

  • [無効]:流入を制限しません。

データあふれ監視時間

メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間を入力します。

単位は秒で、入力できる値は0から600です。初期値は60です。

3つのUniversal Replicatorサイトを組み合わせた3DCマルチターゲット構成の場合、正サイトの2つのミラーがActive状態のときに、ジャーナルデータ領域またはメタデータ領域の空き容量が一定量まで減少すると、[データあふれ監視時間]の値に関係なく、ジャーナル内の片方のミラーが障害サスペンドになります。

キャッシュモード

リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかを選択します。

  • [有効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されます。キャッシュの空き容量が少なくなると、ジャーナルデータはジャーナルボリュームにも格納されます。

  • [無効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されず、ジャーナルボリュームに格納されます。

この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。

[追加]ボタン

画面左側のエリアで設定したジャーナルを、[選択したジャーナル]テーブルに追加します。

[選択したジャーナル]テーブル

画面右側のエリアで、作成するUniversal Replicatorのジャーナル情報が表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    ジャーナルID

    ジャーナルのIDが表示されます。

    ジャーナルVOL数

    ジャーナルに登録されているジャーナルボリュームの数が表示されます。

    ジャーナル容量

    登録されているジャーナルボリュームの容量が表示されます。ジャーナルボリュームが2個登録されている場合は、2個のジャーナルボリュームの総容量からリザーブジャーナルボリュームの容量を差し引いた容量が表示されます。

    MPユニットID

    MPユニットIDが表示されます。

    暗号化

    ジャーナルの暗号化状態が表示されます。

    • [有効]:暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

    • [無効]:非暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

    • [混在]:ジャーナルボリュームが属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

      • 暗号化が有効なボリューム

      • 暗号化が無効なボリューム

      • 外部ボリューム

      注意:混在している状態のジャーナルではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のジャーナルを使用してください。

    • [-]:ジャーナルボリュームが属するプールが外部ボリュームまたは閉塞しています。

    ジャーナルボリューム流入制御

    ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限します。

    • [有効]:流入を制限します。

    • [無効]:流入を制限しません。

    データあふれ監視時間 (秒)

    メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間が表示されます。単位は秒です。[ジャーナルボリューム流入制御]が[無効]の場合、[-]が表示されます。

    キャッシュモード

    リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかが表示されます。

    • [有効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されます。キャッシュの空き容量が少なくなると、ジャーナルデータはジャーナルボリュームにも格納されます。

    • [無効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されず、ジャーナルボリュームに格納されます。

    この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。

  • ボタン

    項目

    説明

    詳細

    [ジャーナルプロパティ]画面が表示されます。

    削除

    選択したジャーナルを、[選択したジャーナル]テーブルから削除します。

(2) [ジャーナルボリューム選択]画面

[図データ]

[利用可能なLDEV]テーブル

Universal Replicatorのジャーナルボリュームを選択します。

項目

説明

LDEV ID

LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号の組み合わせが表示されます。

LDEV名

LDEV名が表示されます。

プール名(ID)

プール名とプールIDが表示されます。

RAIDレベル

RAIDレベルが表示されます。

属性

属性が表示されます。

  • [SLU]:SLU属性のボリュームです。

  • [-]:属性が設定されていないボリュームです。

容量

容量が表示されます。

CLPR

CLPRが表示されます。CLPR ID:CLPR名の形式で表示されます。

暗号化

暗号化の情報が表示されます。

  • [有効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が有効です。または、暗号化設定が有効なプールボリュームのプールに関連付けられた仮想ボリュームです。

  • [無効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が無効です。または、暗号化設定が無効なプールボリュームのプールに関連付けられた仮想ボリュームです。

  • [混在]:LDEVの属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

    • 暗号化が有効なボリューム

    • 暗号化が無効なボリューム

    • 外部ボリューム

    注意:混在している状態のLDEVではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のLDEVを使用してください。

  • [-]:外部ボリュームです。

    Dynamic Provisioningの仮想ボリュームの場合は、LDEVが属するプールが外部ボリュームまたは閉塞しています。

リソースグループ名(ID)

LDEVのリソースグループの名称とIDが表示されます。IDは括弧内に表示されます。

[追加]ボタン

[利用可能なLDEV]テーブルで選択したLDEVを[選択したジャーナルボリューム]テーブルに追加します。

[削除]ボタン

選択したジャーナルボリュームを、[選択したジャーナルボリューム]テーブルから削除します。

[選択したジャーナルボリューム]テーブル

項目

説明

LDEV ID

LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号の組み合わせが表示されます。

LDEV名

LDEV名が表示されます。

プール名(ID)

プール名とプールIDが表示されます。

RAIDレベル

RAIDレベルが表示されます。

属性

属性が表示されます。

  • [SLU]:SLU属性のボリュームです。

  • [-]:属性が設定されていないボリュームです。

容量

容量が表示されます。

CLPR

CLPRが表示されます。CLPR ID:CLPR名の形式で表示されます。

暗号化

暗号化の情報が表示されます。

  • [有効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が有効です。または、暗号化設定が有効なプールボリュームのプールに関連付けられた仮想ボリュームです。

  • [無効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が無効です。または、暗号化設定が無効なプールボリュームのプールに関連付けられた仮想ボリュームです。

  • [混在]:LDEVの属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

    • 暗号化が有効なボリューム

    • 暗号化が無効なボリューム

    • 外部ボリューム

    注意:混在している状態のLDEVではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のLDEVを使用してください。

  • [-]:外部ボリュームです。

    Dynamic Provisioningの仮想ボリュームの場合は、LDEVが属するプールが外部ボリュームまたは閉塞しています。

リソースグループ名(ID)

LDEVのリソースグループの名称とIDが表示されます。IDは括弧内に表示されます。

(3) [設定確認]画面

[図データ]

[選択したジャーナル]テーブル

作成するUniversal Replicatorのジャーナル情報を確認します。

  • テーブル

    項目

    説明

    ジャーナルID

    ジャーナルのIDが表示されます。

    ジャーナルVOL数

    ジャーナルに登録されているジャーナルボリュームの数が表示されます。

    ジャーナル容量

    登録されているジャーナルボリュームの容量が表示されます。ジャーナルボリュームが2個登録されている場合は、2個のジャーナルボリュームの総容量からリザーブジャーナルボリュームの容量を差し引いた容量が表示されます。

    MPユニットID

    MPユニットIDが表示されます。

    暗号化

    ジャーナルの暗号化状態が表示されます。

    • [有効]:暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

    • [無効]:非暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

    • [混在]:ジャーナルボリュームが属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

      • 暗号化が有効なボリューム

      • 暗号化が無効なボリューム

      • 外部ボリューム

      注意:混在している状態のジャーナルではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のジャーナルを使用してください。

    • [-]:ジャーナルボリュームが属するプールが外部ボリュームまたは閉塞しています。

    ジャーナルボリューム流入制御

    ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限します。

    • [有効]:流入を制限します。

    • [無効]:流入を制限しません。

    データあふれ監視時間 (秒)

    メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間が表示されます。単位は秒です。[ジャーナルボリューム流入制御]が[無効]の場合、[-]が表示されます。

    キャッシュモード

    リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかが表示されます。

    • [有効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されます。キャッシュの空き容量が少なくなると、ジャーナルデータはジャーナルボリュームにも格納されます。

    • [無効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されず、ジャーナルボリュームに格納されます。

    この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。

  • ボタン

    項目

    説明

    詳細

    [ジャーナルプロパティ]画面が表示されます。