Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.13.9 3DCマルチターゲット構成でデルタリシンクを用いる場合の追加作業

背景

デルタリシンクを用いるには、3DCマルチターゲット構成を作成したあと、次の手順で追加作業が必要です。

操作手順

  1. デルタリシンク用のUniversal Replicatorペアを作成します。

  2. 各サイトでリモートコマンドデバイスを設定します。

    デルタリシンク用のUniversal Replicatorペアの作成後、各サイトにリモートコマンドデバイスを構成し、デルタリシンク用のリモートコマンドデバイスとして設定する必要があります。デルタリシンク用のリモートコマンドデバイスが設定されていない場合、デルタリシンクは失敗します。リモートコマンドデバイスの設定についてはUniversal Volume Managerユーザガイドを参照してください。

  3. リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てます。ミラーID

    リモートコマンドデバイスにミラーIDが割り当てられていない場合にも、デルタリシンクは失敗します。リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てる方法については、関連項目を参照してください。

リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てると、TrueCopyの副サイトとUniversal Replicatorの副サイトの間の通信は自動的に実行され、デルタリシンクは準備完了となります。

リモートコマンドデバイスとミラーIDの対応を次の図に示します。

[図データ]