2.9.6 URの副サイトのストレージシステムの電源をオンにする
停止中であるURの副サイトのストレージシステムの電源をオンにする手順を次に示します。
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URの副サイトのストレージシステムの電源をオンにします。
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各ストレージシステムに閉塞部位がないことを確認します。
閉塞部位があった場合は、回復します。
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各ストレージシステムで、パスの閉塞に関するSIMが発生している場合は、それらのSIMをコンプリートします。
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正サイトのストレージシステムで、プライマリボリュームを指定してURペアを再同期します。
コマンド例:pairresync -g oraREMOTE -IH0
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各ペアのペア状態が次のように変わったことを確認します。
ペアの種類
URペア再同期前のペア状態
URペア再同期後のペア状態
P-VOL
S-VOL
P-VOL
S-VOL
GADペア
PAIR (Mirror(RL))
PAIR (Mirror(RL))
PAIR (Mirror(RL))
PAIR (Mirror(RL))
URペア
PSUS
PSUS
PAIR
PAIR
デルタリシンク用URペア
PSUE※1
SSUS※2
PSUE※1
SSUS※2
- (凡例)
P-VOL:プライマリボリューム
S-VOL:セカンダリボリューム
- 注※1
Storage Navigatorでは、HOLDINGと表示されます。
- 注※2
Storage Navigatorでは、HOLDと表示されます。
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サーバからGADペアのプライマリボリュームまたはセカンダリボリュームへ、2分程度I/Oを発行し続けます。
サーバがI/Oを発行すると、システム構成に関する情報が3台のストレージシステムへ通知されます。デルタリシンク用URペアの状態が、PSUEからPSUSに変わります。ミラーの状態はPJNSのままです。ペア状態とミラー状態を確認したら、障害を通知するSIMが発生していないことも確認します。