Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


1.4.7 チャネルエクステンダを使用した接続形態

長距離にわたってデバイスを接続するためには、チャネルエクステンダチャネルエクステンダとスイッチを使用します。

[図データ]

FabricをON、トポロジをPoint-to-Pointに設定してください。

注意

正サイトのストレージシステムと副サイトのストレージシステムをスイッチ経由でチャネルエクステンダ接続した状態で、複数のリモートコピーのパスを1か所にまとめた場合、構成およびスイッチのルーティングの設定によっては、特定のスイッチにデータ転送量が集中するおそれがあります。弊社のスイッチを使用する場合の構成およびルーティングの設定については、お問い合わせください。

注意

チャネルエクステンダがリモートI/Oをサポートできることを確認してください。詳細についてはお問い合わせください。

メモ
  • 正サイトと副サイトの各ストレージシステムの間には、少なくとも2つの独立した物理パス(クラスタごとに1つ)を設定して、この重要な通信パスにハードウェア的な冗長性を持たせてください。

  • 4,000個以上のペアを使用する場合は、物理パスへの負荷を分散するために、1本の物理パスを使用するペアが4,000個以下となるように物理パスを分けてペアを作成することを推奨します。

  • 災害リカバリ時には、同じWrite作業負荷が逆方向でも使用されます。したがって、災害リカバリのためにTrueCopyの導入を計画する場合は、通常動作用の正サイトのストレージシステムから副サイトのストレージシステムへの物理パスと同じ数の副サイトのストレージシステムから正サイトのストレージシステムへの物理パスを設置してください。正サイトのストレージシステムから副サイトのストレージシステムへの物理パスとは別に、逆方向の物理パスを設置してください。

  • 災害リカバリ用に副サイトのストレージシステムから正サイトのストレージシステムへのリモート接続を追加するときは、正サイトのストレージシステムから副サイトのストレージシステムへのリモート接続を追加したときに指定したものと同じパスグループIDを、指定してください。