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 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


1.1.7 TrueCopyの更新コピー

形成コピー完了後にホストがプライマリボリュームへのWrite I/O操作を出すと、データはプライマリボリュームに書き込まれ、セカンダリボリュームにコピーされます。両方のボリュームへの書き込み完了後に、Write I/Oに対する完了応答がホストへ返されます。これによってペアの同期を維持します。

更新コピーは形成コピーより高い優先順位を持ちます。しかし更新がホストによって送られた時点で形成コピーが進行中の場合は、形成コピーのコピー操作が完了するまで、更新コピーが待機します。例えばコピー速度が15トラックなら、更新コピーは最大15トラックまで待機できます(1シリンダ)。