1.7.2 ipサブコマンド
構文
ip△{ip-address|host-name}[:port-no]
解説
ipサブコマンドは、SVPのIPアドレス、またはホスト名および接続ポート番号(RMIIFRegistのポート番号)を指定します。
SVPで使用するポート番号を変更したときに影響を受ける設定については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。
オペランド
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ip-address
SVPのIPアドレスです。SVPがIPv6(Internet Protocol Version 6)で運用されている場合、ip-addressオペランドに指定する値は、IPv6の一般表記で記述します。
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host-name
SVPのホスト名です。
ホスト名には、英数字、ハイフン、およびピリオドが指定できます。アンダースコア(_)は指定できません。ホスト名にハイフンが含まれている場合は、ホスト名を半角のダブルクォーテーション(”)で囲みます。
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port-no
SVPのRMIIFRegistのポート番号を指定します。ポート番号に指定できるのは数字だけです。 ポート番号を指定しない場合は、1099で接続します。
記述例
この例では、SVPのIP アドレスをIPv4で「158.214.127.170」、ポート番号を「1099」に指定しています。
ip 158.214.127.170:1099
この例では、SVPのIPアドレスをIPv6で「2001:0DB8:0:CD30:123:4567:89AB:CDEF」、ポート番号を「1099」に指定しています。
ip [2001:0DB8:0:CD30:123:4567:89AB:CDEF]:1099