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 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.9.1 Server Priority Managerの概要

Server Priority Managerを利用すると、サーバからストレージシステムへのアクセス回数や転送データ量に上限を設定できます。また、サーバとストレージシステム間のトラフィックが一定レベルにまで下がったときに、上限値を自動的に無効にできます。これによって、高い処理能力が求められるサーバホストの入出力操作を、他のサーバホストの入出力操作より優先して実行できます。

なお、Server Priority Managerを使用するには、Server Priority Managerプログラムプロダクトのライセンスキーを購入し、管理クライアントにインストールしておく必要があります。ライセンスキーの詳細およびプログラムプロダクトのインストールの詳細については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。また、Server Priority Managerは、Storage Navigatorのサブ画面を使用します。Storage Navigatorのサブ画面を使用するためには、JavaのインストールとStorage Navigatorの設定が必要です。詳細については、Hitachi Device Manager - Storage NavigatorユーザガイドStorage Navigatorサブ画面の使い方に関する章を参照してください。