Hitachi

 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.7.12 setサブコマンド

構文

set△[switch={m|off}]

解説

setサブコマンドは、ストレージシステムのモニタリング(性能測定)を開始したり、終了したりします。また、モニタリングする場合のモニタ間隔を設定します。

setサブコマンドを実行するには、あらかじめloginサブコマンドでストレージシステムにログインしておく必要があります。また、setサブコマンドを実行するタイミングは、エクスポートツールの終了直前です。

次の場合は、setサブコマンドを実行するとエラーが発生します。

エラーが発生した場合は、次の方法で対処してください。

[性能モニタ]画面の起動後に、setサブコマンドでモニタリングの開始や終了をしたり、モニタ間隔を変更したりした場合、[性能モニタ]画面の表示は自動的には変更されません。[性能モニタ]画面に現在のモニタリング状態を表示するには、Storage Navigatorメイン画面の更新ボタンをクリックしてください。

モニタリング中にモニタ間隔を変更した場合、取得されているモニタリングデータが削除されます。

オペランド

switch={m|off}

モニタリングを開始するには、データのモニタ間隔をmに指定します。1~15の範囲内の値を、分単位で指定してください。mは、Performance Monitorでモニタリングする場合のモニタ間隔です。

モニタリングを終了するには、offを指定します。

このオペランドを省略すると、モニタリングは開始または終了されません。

記述例

次のコマンドファイルを実行すると、ポートのモニタリングデータがファイルに保存されたあとに、ポートのモニタリングが終了します。

ip 158.214.135.57
dkcsn 123456
login expusr passwd
show
group Port
range 200604010850:200604010910
apply
set switch=off

次のコマンドファイルを実行すると、リモートコピー操作のモニタリングが開始します。モニタ間隔は10分です。

ip 158.214.135.57
dkcsn 123456
login expusr passwd
set switch=10