1.7.1 コマンドの構文
この節では、コマンドファイルに記述するサブコマンドの構文と、バッチファイルに記述するjavaコマンドの構文を説明します。
構文説明で使われている記号・字体の意味
この節では、次のような記号と字体を使用して構文規則を説明します。
△
空白を示します。
太字
そのままファイルに記述する文字を示します。
斜体
オペランドの種類を示します。
斜体の文字をそのままファイルに記述する必要はありません。
[ ]
省略できるオペランドを示します。
括弧内の複数にオペランドがあり、縦線で区切られている場合は、複数のオペランドの中から1つを指定できます。詳しくは下の表の構文説明の例を参照してください。
{ }
複数のオペランドのうち、どれか1つを指定しなくてはならないことを示します。
括弧内には複数のオペランドがあり、それぞれのオペランドは縦線で区切られています。詳しくは下の表を参照してください。
...
以前のオペランドを繰り返し指定できることを示します。詳しくは下の表を参照してください。
構文説明 |
記述できるスクリプトの例 |
---|---|
connect△ip-address |
connect 123.01.22.33 |
destination△[directory] |
|
compress△[yes|no] |
|
answer△{yes|no} |
|
ports△[name][△...] |
|
コマンドファイル作成時の一般的な注意事項
コマンドファイルにスクリプトを記述するときには、次の点に注意してください。
-
コマンドファイル内では半角文字を使用してください。全角文字を使用できるのは、コメントを記述するときだけです。
-
コマンドファイル内にコメントを記載したい場合は、半角のセミコロン(;)を利用してください。半角のセミコロンを入力すると、その行ではセミコロン以降の文字がコメントとして扱われます。
;;;;;;;; ;;; COMMAND FILE: command.txt ;;; ;;;;;;; ip 158.214.135.57:1099 ; IP address of Management Server dkcsn 123456 ; Serial No of DKC login expusr "passwd" ; Log onto Management Server
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1つのサブコマンドを1つの行に記述してください。
-
コマンドファイル内の空行は無視されます。
サブコマンドのオンラインヘルプを見るには
コマンドファイルに記述する各種サブコマンドの構文規則は、コマンドプロンプト上で確認できます。オンラインヘルプを表示するには、エクスポートツールのhelpサブコマンドを利用します。
オンラインヘルプの文章は英語です。