Hitachi

 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.5.2 グラフに表示できる項目

[性能モニタ]画面の[モニタ項目:]でグラフを表示させる項目を設定できます。グラフに表示できる対象およびモニタリングデータの一覧を次に示します。グラフ表示項目リソースグループ機能がインストールされている場合は、「必要なリソース」列のリソースが割り当てられている場合にだけ、グラフの表示対象として指定できます。

モニタデータは、仮想ストレージマシン内のボリュームであっても、仮想IDではなくストレージシステムのリソースID単位の情報が表示されます。

モニタデータの値は、すべてモニタ間隔ごとに採取した値の平均値です。モニタ間隔は、1~15分となります。モニタ間隔は[モニタスイッチ編集]画面で設定できます。

メモ

モニタリングの開始直後、または モニタ間隔の変更直後は、モニタデータが蓄積されていないため、操作できません。

「モニタ間隔の変更直後」とは、モニタリング開始から、モニタ間隔 2回分の間を指します。例えば、モニタ間隔が15分の場合は、モニタリング開始から29分までモニタデータは蓄積されません。

対象

モニタデータ

必要なリソース

コントローラ

MP稼働率(%)

なし

キャッシュ

キャッシュメモリの利用率(%)

なし

Write ペンディング率(%)

ファイバポート(Target)

スループット(IOPS)

ポート

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

ファイバポート(Initiator)

スループット(IOPS)

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

iSCSIポート(Target)

スループット(IOPS)

ポート

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

iSCSIポート(Initiator)

スループット(IOPS)

ポート

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

WWN

WWNのスループット(IOPS)

ポート

WWNのデータ転送量(MB/s)

WWNの応答時間(ms)

ポートのスループット(IOPS)

ポートのデータ転送量(MB/s)

ポートの応答時間(ms)

論理デバイス

(基本)

全体スループット(IOPS)

LDEV

Readスループット(IOPS)

Writeスループット(IOPS)

キャッシュヒット(%)

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

バックエンド(count/sec)

ドライブ稼働率(%)※1

ドライブアクセス比(%)※1

ShadowImage稼働率(%)※1

論理デバイス

TC/GAD

RIO(count)

LDEV

ペア一致率(%)

差分トラック(count)

形成コピーのスループット(count)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

形成コピーの応答時間(ms)

更新コピーのスループット(count)

更新コピーのデータ転送量(MB/s)

更新コピーの応答時間(ms)

論理デバイス

UR

Writeホスト I/Oのスループット(IOPS)

LDEV

Writeホスト I/Oのデータ転送量(MB/s)

形成コピーのキャッシュヒット(%)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

パリティグループ

全体スループット(IOPS)

パリティグループ

Readスループット(IOPS)

Writeスループット(IOPS)

キャッシュヒット(%)

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

バックエンド(count/sec)

ドライブ稼働率(%)※1

LUN

(基本)

全体スループット(IOPS)

  • ホストグループ

  • LDEV

Readスループット(IOPS)

Writeスループット(IOPS)

キャッシュヒット(%)

データ転送量(MB/s)

応答時間(ms)

バックエンド(count/sec)

LUN

TC/GAD※2

RIO(count)

  • ホストグループ

  • LDEV

ペア一致率(%)

差分トラック(count)

形成コピーのスループット(count)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

形成コピーの応答時間(ms)

更新コピーのスループット(count)

更新コピーのデータ転送量(MB/s)

更新コピーの応答時間(ms)

LUN

UR※2

Writeホスト I/Oのスループット(IOPS)

  • ホストグループ

  • LDEV

Writeホスト I/Oのデータ転送量(MB/s)

形成コピーのキャッシュヒット(%)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

外部ストレージ

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900VSP F350, F370, F700, F900およびVSP E990と外部ストレージ間の論理デバイスごとのデータ転送量(MB/s)

LDEV

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900VSP F350, F370, F700, F900およびVSP E990と外部ストレージ間の論理デバイスごとの応答時間(ms)

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900VSP F350, F370, F700, F900およびVSP E990と外部ストレージ間の外部ボリュームグループごとのデータ転送量(MB/s)

パリティグループ

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900VSP F350, F370, F700, F900およびVSP E990と外部ストレージ間の外部ボリュームグループごとの応答時間(ms)

ジャーナル

Writeホスト I/Oのスループット(IOPS)

なし

Writeホスト I/Oのデータ転送量(MB/s)

形成コピーのキャッシュヒット(%)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

マスタジャーナルのスループット(IOPS)

マスタジャーナルのジャーナル(count/sec)

マスタジャーナルのデータ転送量(MB/s)

マスタジャーナルの応答時間(ms)

マスタジャーナルのデータ使用率(%)

マスタジャーナルのメタデータ使用率(%)

リストアジャーナルのスループット(IOPS)

リストアジャーナルのジャーナル(count/sec)

リストアジャーナルのデータ転送量(MB/s)

リストアジャーナルの応答時間(ms)

リストアジャーナルのデータ使用率(%)

リストアジャーナルのメタデータ使用率(%)

ストレージシステム全体

TC/GAD

RIO(count)

なし

ペア一致率(%)

差分トラック(count)

形成コピーのスループット(count)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

形成コピーの応答時間(ms)

更新コピーのスループット(count)

更新コピーのデータ転送量(MB/s)

更新コピーの応答時間(ms)

ストレージシステム全体

UR

Writeホスト I/Oのスループット(IOPS)

なし

Writeホスト I/Oのデータ転送量(MB/s)

形成コピーのキャッシュヒット(%)

形成コピーのデータ転送量(MB/s)

マスタジャーナルのスループット(IOPS)

マスタジャーナルのジャーナル(count/sec)

マスタジャーナルのデータ転送量(MB/s)

マスタジャーナルの応答時間(ms)

リストアジャーナルのスループット(IOPS)

リストアジャーナルのジャーナル(count/sec)

リストアジャーナルのデータ転送量(MB/s)

リストアジャーナルの応答時間(ms)

注※1

内部ボリュームの情報だけが表示されます。外部ボリュームの情報は表示されません。

注※2

該当するLDEVにマッピングされているすべてのLUNに対して同じ値を出力します。