1.5.30 ShadowImageペアを削除する
背景
ペアの必要がなくなったとき、ペアを削除できます。ペアを削除すると、プライマリボリュームおよびセカンダリボリュームは、データはそのままで、ペアが解除されます。ペア削除後は、両ボリュームとも別のペアとして使用できます。
前提条件
-
必要なロール:ストレージ管理者(ローカルバックアップ管理)ロール
-
プライマリボリュームとセカンダリボリュームが同期していること。
次の手順でプライマリボリュームとセカンダリボリュームを同期させてください。
プライマリボリュームへのすべての書き込みI/Oが完了するのを待ちます。
プライマリボリュームをオフラインに設定します。
ペアを分割します。ここでセカンダリボリュームに差分データをコピーします。
-
RAID Managerの場合は、pairsplit -Sコマンドを使用すること
操作手順
-
次のどちらかの方法で、[ローカルレプリケーション]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
-
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[ローカルレプリケーション]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[ローカルレプリケーション]を選択します。
-
-
[SIペア]タブで削除したいペアのチェックボックスを選択します。
-
次のどちらかの方法で、[ペア削除]画面を表示します。
-
[SIペア]タブで[他のタスク]‐[ペア削除]をクリックします。
-
[アクション]メニューから[ローカルレプリケーション]‐[ペア削除]を選択します。
-
-
[ペア削除]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
-
[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
-
ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
-
[タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。