Hitachi

 ローカルレプリケーション クイックリファレンス 


2.8.4 スナップショットデータを取得またはクローンを実行する

背景

1個のプライマリボリュームからは、最大で1,024個のスナップショットデータを取得またはクローンを実行できます。スナップショットデータを取得またはクローンを実行する方法について説明します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[ペア分割]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[他のタスク]‐[ペア分割]をクリックします。

    Storage Navigatorの[ローカルレプリケーション]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[他のタスク]‐[ペア分割]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[アクション]メニューから[ローカルレプリケーション]‐[ペア分割]を選択します。

    Storage Navigatorの[TIペア]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[TIペア操作]をクリックします。その後、[TIペア]画面で分割させたいペアのチェックボックスを選択して[ペア分割]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[アクション]メニューから[ローカルレプリケーション]‐[TIペア操作]を選択します。その後、[TIペア]画面で分割させたいペアのチェックボックスを選択して[ペア分割]をクリックします。

    Storage Navigatorでプライマリボリュームを指定して操作する場合は、スナップショットデータまたはクローンの合計数が32,768個になるまでプライマリボリュームを指定できます。スナップショットグループを指定して操作する場合は、ペアの合計数が32,768個になるまでスナップショットグループを指定できます。複数の階層で構成されているカスケードペアを操作する場合は、上位の階層のペアから順番に操作してください。

  2. [完了]をクリックします。

  3. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  4. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとして キューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリック した後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  5. [タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したり、キャンセルしたりできます。