2.5.6 Thin Imageプールの要件
Thin Imageペア作成時にプールとして使用できるプール種別について説明します。
項目 |
要件 |
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プール種別 |
Thin ImageプールまたはDPプール。ただし、次のプールは指定できません。
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Thin Imageプールの要件について説明します。DPプールの要件については、システム構築ガイドを参照してください。
項目 |
要件 |
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プール容量 |
プールの容量は次の計算式で算出します。なお、計算式に記載されている4200(MB)は、システムプールボリューム管理領域のサイズです。 プールの容量(MB)=総ページ数×42-4200 総ページ数=Σ(↓↓プールボリュームのブロック数÷512↓÷168↓) ↓ ↓:↓で囲まれた部分を小数点以下で切り捨てることを示します。 ストレージシステム内のプールの合計容量の最大値を次に示します。
プライマリボリューム当たりの使用可能なプール容量の上限は、768TBです。 |
プールボリューム数 |
1個のプール当たり、1個から1,024個まで設定可能 すでにプールボリュームとしてプールに登録されているボリュームを、他のプールには登録できません。 |
プール数 |
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容量の拡張 |
プールボリューム単位でオンライン中に容量を拡張できます。パリティグループ単位で容量を拡張することを推奨します。 |
容量の縮小 |
プールボリュームを削除することでオンライン中に容量を縮小できます。 |
削除 |
プールを使用しているThin Imageペアが1つもない場合だけ削除できます。 |
しきい値 |
プール空き容量の監視用に次のしきい値があります。 警告しきい値:初期値は80%です。20%~95%の範囲で1%単位に設定できます。推奨値は初期値の80%です。 上記のしきい値を超えた場合には、SIMを出力してユーザに警告します。また、SNMPにトラップが上がります。 |