2.2.2 Thin Imageペアの種類
Thin Imageペアの種類を次に示します。
Thin Imageペアの種類 |
プライマリボリュームとして使用できるボリューム |
セカンダリボリュームとして使用できるボリューム |
カスケードペアにできるかどうか |
説明 |
---|---|---|---|---|
スナップショット属性のペア |
論理ボリューム(LDEV) |
Thin Imageの仮想ボリューム(Storage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Snapshot]、RAID Managerでは、raidcom add ldev -pool snapの仮想ボリューム) |
× |
スナップショットデータを取得するためのペアです。 プライマリボリュームの論理ボリュームには、DP-VOL(Storage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Dynamic Provisioning]、RAID Managerでは、raidcom add ldev -poolの仮想ボリューム)が含まれます。 |
DP-VOL |
○ |
スナップショットデータを取得するためのペアです。スナップショット属性のペアをカスケードペアにする場合は、セカンダリボリュームにDP-VOLを使用します。セカンダリボリュームにDP-VOLを使用するときは、カスケード構成の有無に関わらず必ずカスケードペア(カスケード属性が有効)を指定してください。 プライマリボリュームの論理ボリュームには、DP-VOL(Storage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Dynamic Provisioning]、RAID Managerでは、raidcom add ldev -poolの仮想ボリューム)が含まれます。 |
||
クローン属性のペア |
論理ボリューム(LDEV) |
DP-VOL |
○ |
クローンを実行するためのペアです。 プライマリボリュームの論理ボリュームには、DP-VOL(Storage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Dynamic Provisioning]、RAID Managerでは、raidcom add ldev -poolの仮想ボリューム)が含まれます。 |
- (凡例)
-
○:カスケードペアにできます
×:カスケードペアにできません