Hitachi

 ローカルレプリケーション クイックリファレンス 


2.10.18 Thin Imageペアのスナップショットデータに割り当てるセカンダリボリュームを変更する

背景

Thin Imageペアのスナップショットデータに割り当てるセカンダリボリュームを変更する方法について説明します。

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[セカンダリボリューム割り当て]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[他のタスク]‐[セカンダリボリューム割り当て]をクリックします。

    Storage Navigatorの[ローカルレプリケーション]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[他のタスク]‐[セカンダリボリューム割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[アクション]メニューから[ローカルレプリケーション]‐[セカンダリボリューム割り当て]を選択します。

    Storage Navigatorの[TIペア]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[TIペア操作]をクリックします。その後、[TIペア]画面で[他のタスク]‐[セカンダリボリューム割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[ローカルレプリケーション]を選択します。[TIルートボリューム]タブでプライマリボリュームのチェックボックスを選択するか[スナップショットグループ]タブでスナップショットグループのチェックボックスを選択して、[アクション]メニューから[ローカルレプリケーション]‐[TIペア操作]を選択します。その後、[TIペア]画面で[他のタスク]‐[セカンダリボリューム割り当て]をクリックします。

    Storage Navigatorでプライマリボリュームを指定して操作する場合は、スナップショットデータの合計数が32,768個になるまでプライマリボリュームを指定できます。スナップショットグループを指定して操作する場合は、ペアの合計数が32,768個になるまでスナップショットグループを指定できます。

  2. 画面上側の[利用可能なLDEV]テーブルからセカンダリボリュームにしたいLDEVのチェックボックスを選択し、[セット]をクリックします。

    選択したLDEVが、画面下側の[選択したペア]テーブルにある[セカンダリボリューム]に表示されます。

    • nondisruptive migrationのボリュームは[利用可能なLDEV]テーブルに表示されません。

    • 任意の[容量]を選択すると、選択した容量のLDEVを[利用可能なLDEV]テーブル、および[選択したペア]テーブルに表示できます。

    • [利用可能なLDEV]テーブルにあるLDEVのチェックボックスと、[選択したペア]テーブルにあるLDEVのチェックボックスを選択して、[セット]をクリックすると、任意のペアを設定できます。

    • [割り当て済みボリュームを除く]チェックボックスを外し、セカンダリボリュームに割り当て済みのLDEVのチェックボックスを選択することで、スナップショットデータに割り当てるセカンダリボリュームを変更できます。

  3. [完了]をクリックします。

  4. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  5. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとして キューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリック した後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  6. [タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したり、キャンセルしたりできます。