Hitachi

 ローカルレプリケーション クイックリファレンス 


2.2.3 ボリューム関連の構成要素

Thin Imageペアを作成するためには、次のボリュームが必要です。

ボリュームの種類

使用できるボリューム

説明

プライマリボリューム

論理ボリューム(LDEV)

プライマリボリュームの論理ボリュームには、DP-VOLStorage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Dynamic ProvisioningRAID Managerでは、raidcom add ldev -poolの仮想ボリューム)が含まれます。

セカンダリボリューム

Thin Imageの仮想ボリューム(Storage Navigatorでは、プロビジョニングタイプが[Snapshot]RAID Managerでは、raidcom add ldev -pool snapの仮想ボリューム)

スナップショット属性のペアを作成するときに使用します。カスケードペアまたはクローン属性のペアには使用できません。

セカンダリボリュームを指定してペアを作成する場合に必要です。セカンダリボリュームを指定せずにペアを作成する場合は不要です。

DP-VOL

カスケードペア(カスケード属性が有効)またはクローン属性のペアを作成するときに使用します。

セカンダリボリュームを指定してペアを作成する場合に必要です。セカンダリボリュームを指定せずにペアを作成する場合は不要です。クローン属性のペアは、必ずセカンダリボリュームを指定してペアを作成する必要があります。セカンダリボリュームにDP-VOLを使用するときは、必ずカスケードペアまたはクローン属性のペアを指定してください。

プールボリューム

論理ボリューム(LDEV)

スナップショットデータを格納するためのプールを構成するボリュームです。プライマリボリュームの差分データは、スナップショットデータとしてプールボリュームに格納されます。