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 ローカルレプリケーション クイックリファレンス 


1.7.4 コンシステンシーグループ指定ペア分割機能を使用するときのトラブルシューティング

背景

コンシステンシーグループ指定ペア分割機能で障害が発生すると、次の問題が起こります。

このような場合は、次の手順を実行してください。

操作手順

  1. [ローカルレプリケーション]画面の[コンシステンシーグループ]タブに表示される[状態]欄をソートして、どのペアにも使用されていないコンシステンシーグループIDを探します。
  2. どのペアにも使用されていないコンシステンシーグループIDを、RAID Managerで指定し、その後ホストサーバのRAID Managerを使用してコンシステンシーグループ指定ペア分割操作の対象となるペアを作成します。

操作手順

  1. [ローカルレプリケーション]画面の[コンシステンシーグループ]タブに表示される[状態]欄をソートして、どのペアにも使用されていないコンシステンシーグループIDを探します。
  2. どのペアにも使用されていないコンシステンシーグループIDを、RAID Managerで指定し、その後ホストサーバのRAID Managerを使用してコンシステンシーグループ指定ペア分割操作の対象となるShadowImageペア、またはThin Imageペアを作成します。コンシステンシーグループIDが128以上の場合は、Thin Imageペアを作成してください(Thin Imageペアの作成方法はThin Imageユーザガイドを参照してください)。
  3. 手順2で作成したShadowImageペア、またはThin Imageペアを削除してください。

Universal ReplicatorのセカンダリボリュームとShadowImageのプライマリボリュームが共有する構成の場合、コンシステンシーグループに属するペアの中でペア状態を変更できないものがあった場合、RAID Managerで実行したpairsplitコマンドを実行したあとも、コンシステンシーグループに分割されないままのペアが残り、ペアの一貫性が保証されません。ペア状態が変更できない原因として、次の要因が考えられます。

これらの要因を取り除いたら、ペアを再同期してからpairsplitコマンドを実行してください。