1.1.6 暗号化鍵の使用
暗号化環境設定が完了している場合、次の操作および保守作業をしたときに暗号化鍵を使用します。
- ドライブに関連する保守操作時
-
保守操作
使用される鍵数
備考
ドライブ増設
ドライブあたり1個
増設するドライブ数分必要となります。
ドライブのリプレース
ドライブあたり1個
リプレースするドライブ数分必要となります。
パリティグループの暗号化解除時
ドライブあたり1個
解除対象となるパリティグループに含まれるドライブ数分必要となります。
- ディスクボード(DKB)に関連する保守操作時
-
保守操作
使用される鍵数
備考
VSP G700、VSP F700、VSP G900、VSP F900、VSP E590、またはVSP E790
[EDKB使用]
VSP E990
[EDKBN使用]
ディスクボード(DKB)の増設時
DKBあたり3個
DKBあたり2個
増設するDKB(EDKBまたは EDKBN)数分必要となります。
ディスクボード(DKB)のリプレース時
DKBあたり3個
DKBあたり2個
リプレースするDKB(EDKBまたはEDKBN)数分必要となります。
- 暗号化に対応したコントローラに関連する保守操作時
-
保守操作
使用される鍵数
備考
VSP G150、VSP G350およびVSP F350、またはVSP G370およびVSP F370
VSP E590およびVSP E790
コントローラリプレース時
コントローラあたり3個
コントローラあたり4個
リプレースするコントローラ(ECTL)数分必要となります。
- セキュリティ運用操作時
-
セキュリティ運用操作
使用される鍵数
備考
認証用鍵の更新時
実装されているDKBあたり2個
システム内に実装されている全DKB数分必要になります。
上記の操作および保守作業中に障害が発生した場合、回復のために上記の数以上の未使用鍵が使用される場合があります。