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 ボリュームセキュリティ クイックリファレンス 


2.1.1 Data Retention Utilityを使用したプールの管理操作

Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashのプール満杯時に仮想ボリュームへのデータの読み書きを抑止できます。そのためには、Data Retention Utilityをインストールし、さらに日立サポートサービスに連絡して抑止方法をお問い合わせください。この抑止方法に従って設定すると、プール満杯時にProtect属性が自動的に仮想ボリュームへ割り当てられます。

ほかのプログラムプロダクトと併用している仮想ボリュームに対しても、Protect属性が割り当てられます。Protect属性が仮想ボリュームに割り当てられた場合、[Data Retention]画面ではその仮想ボリュームの[副VOL]欄には[許可]と表示され、[有効期限]欄には[0日]と表示されます。ただし、副VOL拒否属性が設定されている仮想ボリュームにProtect属性が割り当てられた場合、[副VOL]欄は[拒否]のままです。