2.1.3 ボリュームにアクセス属性を設定することで制限できる操作
ボリュームのアクセス属性を設定したりリザーブを実行したりすることで、次のことができます。
-
全ホストからの読み取りと書き込みを禁止する(Protect)
-
全ホストから読み取りは許可するが、書き込みは禁止する(Read Only)
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誤ったコピー操作による書き換えを禁止し、そのほかの書き込み操作は許可する(Read/Writeかつ副VOL拒否)
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Storage NavigatorユーザがLUパスやコマンドデバイスを設定するのを禁止する
ボリュームに設定されたアクセス属性と操作の実行可否を次の表に示します。
ボリュームに設定されたアクセス属性 |
ホストからの読み取り |
ホストからの書き込み |
プライマリとして指定 |
セカンダリとして指定 |
---|---|---|---|---|
Read/Write |
○ |
○ |
○ |
○ |
Read Only |
○ |
× |
△ |
× |
Protect |
× |
× |
△ |
× |
Read/Write かつ副VOL拒否 |
○ |
○ |
○ |
× |
- (凡例)
-
○:実行できる
×:実行できない
△:コピーに使用するプログラムプロダクトによって異なる
プライマリ:プライマリボリューム
セカンダリ:セカンダリボリューム