3.2.6 ボリュームを選択してシュレッディングを実行する
背景
ボリュームを選択してデータを消去する手順を次に示します。
前提条件
-
必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
操作手順
-
次のどれかの方法で、[LDEV消去]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
-
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ボリューム]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[LDEV]タブでシュレッディング対象のボリュームを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[他のタスク]‐[データ消去]をクリックします。
Storage Navigatorの[論理デバイス]画面を使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択します。[LDEV]タブでシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[他のタスク]‐[データ消去]をクリックします。
-
[ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択します。[LDEV]タブでシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]‐[データ消去]を選択します。
Storage Navigatorの[パリティグループ]画面を使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択します。[パリティグループ]タブでパリティグループIDのリンクをクリックして、[LDEV]タブのシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[他のタスク]‐[データ消去]をクリックします。
-
[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択します。[パリティグループ]タブでパリティグループIDのリンクをクリックして、[LDEV]タブのシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]‐[データ消去]を選択します。
Storage Navigatorの[プール]画面を使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択して対象のプールをクリックします。[仮想ボリューム]タブでシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[他のタスク]‐[データ消去]をクリックします。
-
[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択して対象のプールをクリックします。[仮想ボリューム]タブでシュレッディング対象のボリュームのチェックボックスを選択し、ボリュームがすべて閉塞状態である(テーブルの[状態]欄が[Blocked]と表示されている)ことを確認して、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]‐[データ消去]を選択します。
-
-
ボリュームのシュレッディング結果をファイルに保存する場合は、ボリュームを選択して[データ出力設定]をクリックしてください。シュレッディング結果をファイルに保存しない場合は、[データ出力取り消し]をクリックしてください。なお、シュレッディング結果は最大で3ボリューム分まで出力できます。
-
[完了]をクリックします。
-
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
-
[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
-
ウィザードを閉じたあとに[タスク画面]を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
-
[タスク画面]で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク画面]でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。
シュレッディング完了後は、ボリュームの状態は自動的に[Normal]になります。