4.5.14 外部ボリュームへの再接続(外部ストレージシステム再接続、外部ボリューム再接続)
次に示す場合には、[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行することで、外部ボリュームの使用を再開できます。
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[外部ストレージシステム切断]、または[外部ボリューム切断]を使って接続を停止した外部ボリュームへの接続を再開する場合
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外部ボリュームの状態が閉塞状態になっている場合
すべての外部パスに障害が発生すると、ローカルストレージシステムは外部ボリュームの状態を閉塞状態にします。この場合、まずは[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行してください。
[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行しても外部ボリュームの状態が回復しない場合は、関連項目を参照し、トラブルシューティングの手順に従って外部パスを回復してください。次に、閉塞状態になった外部ボリュームを使用可能な状態に回復するために、[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行してください。
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停止していた外部ボリュームの使用を再開する場合
マッピングの設定を保持したまま使用を停止している外部ボリュームに対して[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行すると、外部ボリュームの定義済みのマッピング構成と実際の外部ボリュームの状態が一致していることを確認してください。また、パスの状態やその他のマッピング構成定義をすべて確認してください。確認の結果、マッピングされたボリュームとして使用を再開できる場合は、外部ボリュームへのI/Oを可能な状態に設定してください。
- メモ
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[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行したあとは、現在の進捗状況を確認してください。表示内容を更新するには、Storage Navigatorメイン画面の更新ボタンをクリックします。
[外部ストレージシステム再接続]、または[外部ボリューム再接続]を実行した場合、外部ボリュームの使用を再開できる状態にあるときは、外部ボリュームへのI/Oが許可され、ボリュームの使用を再開できます。しかし、外部ボリュームの使用を再開できる状態にない場合は、外部ボリュームは閉塞状態のままになります。
(1) 外部ストレージシステム単位で使用を再開する
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
操作手順
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次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。
外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。
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[外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのチェックボックスを選択します。
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次のどちらかの方法で、[外部ストレージシステム再接続]画面を表示します。
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[外部ストレージシステム]タブで[他のタスク]‐[外部ストレージシステム再接続]をクリックします。
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[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部ストレージシステム再接続]を選択します。
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[外部ストレージシステム再接続]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。
画面に表示される外部ボリュームの状態が[Checking]になります。マッピングパスの状態のチェックが完了すると、外部ストレージシステムの使用を再開できる場合は[Normal]、再開できない場合は[Blockade]と表示されます。
(2) 外部ボリューム単位で個別に使用を再開する
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
操作手順
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次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。
外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。
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[外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。
外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。
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[外部パスグループ]タブでパスグループのリンクをクリックします。
[追加済みボリューム]タブが表示されます。
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[追加済みボリューム]タブで外部ボリュームのチェックボックスを選択します。
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次のどちらかの方法で、[外部ボリューム再接続]画面を表示します。
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[追加済みボリューム]タブで[他のタスク]‐[外部ボリューム再接続]をクリックします。
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[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部ボリューム再接続]を選択します。
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[外部ボリューム再接続]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。
画面に表示される外部ボリュームの状態が[Checking]になります。マッピングパスの状態のチェックが完了すると、外部ストレージシステムの使用を再開できる場合は[Normal]、再開できない場合は[Blockade]と表示されます。