1.14.4 ポートの設定を変更する
前提条件
必要なロールを次に示します。
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ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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ストレージ管理者(システムリソース管理)ロール※
- 注※
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LUNセキュリティを変更する場合、このロールでも実行できます。
LUNセキュリティを無効にする場合の前提条件を次に示します。
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ホストがI/O 処理を実行していないこと。
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ホストリザーブ(マウント)状態ではないこと。
- 注意
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LUNセキュリティを無効にする場合、あらかじめホストがI/O処理を実行していないことを必ず確認してください。
iSCSI仮想ポートモードが[有効]のポートの場合、次の項目は設定できません。
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[IPv4設定]
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[IPv6モード]
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[IPv6設定]
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[TCPポート番号]
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[選択型ACK]
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[遅延ACK]
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[最大ウィンドウサイズ]
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[イーサネットMTUサイズ]
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[Keep Aliveタイマ]
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[VLANタギングモード]
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[iSNSサーバ]
なお、iSCSI仮想ポートは、RAID Managerから操作します。iSCSI仮想ポートの操作については、RAID Managerコマンドリファレンスを参照してください。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
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[ポート]タブを選択します。
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設定対象のポート名を選択します。
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次のどちらかの方法で、[ポート編集]画面を表示します。
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[ポート編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[iSCSI]-[ポート編集]を選択します。
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[ポート編集]画面で、項目のチェックボックスを選択して値を入力します。次の項目の設定が変更できます。
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[IPv4設定]:[IPアドレス]、[サブネットマスク]、および[デフォルトゲートウェイ]が設定できます。
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[IPv6モード]:IPv6を有効または無効に設定できます。
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[IPv6設定]:IPv6が有効な場合に設定できます。[リンクローカルアドレス]、[グローバルアドレス]、[グローバルアドレス2]、および[デフォルトゲートウェイ]が設定できます。
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[ポートセキュリティ]:ポートのLUNセキュリティを有効または無効に設定できます。
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[ポートスピード]:ポートのデータ転送速度が設定できます。
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[TCPポート番号]:TCPポートの番号が設定できます。
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[選択型ACK]:選択型ACKを有効または無効に設定できます。
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[遅延ACK]:遅延ACKを有効または無効に設定できます。
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[最大ウィンドウサイズ]:最大ウィンドウサイズが設定できます。
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[イーサネットMTU サイズ]:イーサネットでのMTUサイズが設定できます。
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[Keep Aliveタイマ]:Keep Aliveタイマが設定できます。
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[VLANタギングモード]:VLANタギングモードを有効または無効に設定できます。
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[iSNSサーバ]:iSNSサーバを有効または無効に設定できます。[IPアドレス]または[TCPポート番号]が設定できます。
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[CHAPユーザ名]:CHAPユーザ名が設定できます。
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[シークレット]および[シークレット再入力]:ホスト認証に用いるシークレットが設定できます。
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[完了]をクリックします。
確認メッセージが表示されます。[OK]をクリックすると、[設定確認]画面が表示されます。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。