4.7.21 EMC VNXシリーズ接続時の設定
EMC VNXシリーズ接続時の設定についての詳細は、各関連項目を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) EMC VNXシリーズ接続時のシステムオプションモード
EMC VNXシリーズを接続する場合は、ローカルストレージシステムのシステムオプションモード725を設定してください。システムオプションモード725を設定しなかった場合、外部ストレージシステムのファームアップデートなど、コントローラの再起動を伴う保守作業のときに外部ボリュームが閉塞することがあります。システムオプションモード725の設定については、お問い合わせください。
外部ストレージシステムにアクセスできない状態([Not Ready])になると、マッピングされた外部ボリュームが閉塞することがあります。閉塞しているマッピングされた外部ボリュームを正常な状態に回復するには、手動回復と自動回復のどちらかを選択できます。外部ストレージシステムが不安定な状態(障害状態、障害回復中など)のときに、閉塞しているマッピングされた外部ボリュームを正常状態に回復させると、マッピングされた外部ボリュームがすぐに閉塞状態に遷移することがあるので、自動回復を抑止しています。EMC VNXシリーズを接続している場合、ローカルストレージシステムのシステムオプションモード1021を設定することで、閉塞しているマッピングされた外部ボリュームが自動回復します。システムオプションモード1021の設定については、お問い合わせください。
(2) EMC VNXシリーズ接続時のシステムオプションパラメータ
EMC VNXシリーズを接続する場合は、EMC VNXシリーズのシステムオプションパラメータを次の表に従って設定してください。次の表に記載されていないシステムオプションパラメータについては、EMC VNXシリーズのマニュアルを参照し、接続構成に合わせて適切に設定してください。
設定項目 |
設定内容 |
---|---|
Initiator Type |
CLARiiON Open |
Failover Mode |
2 |
ArrayCommPath |
Disabled |
(3) EMC VNXシリーズ接続時のその他の注意事項
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EMC VNXシリーズのRAID-0およびindividual disk unit(JBOD)で作成されているボリュームは、未サポートです。
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EMC VNXシリーズ側で、各ポートにLUN0を定義してください。