4.5.13 外部ボリュームのマッピングを解除する
背景
外部ボリュームのマッピングを解除するには、[外部ボリューム削除]を使用します。[外部ボリューム削除]を使うと、内部ボリュームと外部ボリュームのマッピングを解除できますが、外部ボリューム内のデータは削除できません。また、内部ボリュームのデータも削除できません。
- 注意
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ローカルストレージシステムに閉塞部位がある場合は、操作できないことがあります。ローカルストレージシステムの閉塞部位を回復させてから、再度操作してください。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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コマンドデバイスを利用しているアプリケーション(例えば、RAID Manager)が停止していること。
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[外部ストレージシステム切断]、または[外部ボリューム切断]を実行して、キャッシュ内のデータをすべてボリュームに書き込んでおくこと。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。
外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。
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[外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。
外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。
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[外部パスグループ]タブでパスグループのリンクをクリックします。
[追加済みボリューム]タブが表示されます。
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[追加済みボリューム]タブで外部ボリュームのチェックボックスを選択します。
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次のどちらかの方法で、[外部ボリューム削除]画面を表示します。
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[追加済みボリューム]タブで[外部ボリューム削除]をクリックします。
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[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部ボリューム削除]を選択します。
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設定内容を確認し、[選択した外部ボリュームは接続解除されていますか?]から[該当]または[非該当]を選択します。
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手順6で[非該当]を選択した場合、[キャッシュ上のデータを外部ボリュームに書き込まずに外部ボリュームを削除してもよろしいですか?]が表示されます。[該当]または[非該当]を選択します。
- 注意
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[該当]を選択するとマッピングの解除は実行できますが、ボリュームに書き込まれていないキャッシュ上のデータは保証されません(外部ボリュームの強制削除)。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。