4.5.10 外部ボリュームのキャッシュモードを変更する
背景
キャッシュモードの設定では、ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映させるか(無効)、非同期で反映させるか(有効)を設定します。[外部ボリューム編集]画面で外部ボリュームのキャッシュモードを変更する操作について説明します。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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プールボリュームとしてThin Imageのプールに登録されている場合、プールに登録されているすべてのプールボリュームのキャッシュモードが同じ設定になっていること。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。
外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。
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[外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。
外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。
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[外部パスグループ]タブでパスグループのリンクをクリックします。
[追加済みボリューム]タブが表示されます。
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[追加済みボリューム]タブで外部ボリュームのチェックボックスを選択します。
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次のどちらかの方法で、[外部ボリューム編集]画面を表示します。
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[追加済みボリューム]タブで[外部ボリューム編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部ボリューム編集]を選択します。
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[キャッシュモード]から、[有効]または[無効]を選択します。
- メモ
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リモートコマンドデバイスのキャッシュモードは、[無効]から[有効]に変更できません。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。