4.3.7 Universal Volume Managerと仮想ボリュームを併用してボリュームコピーする場合の注意事項
背景
外部ボリュームと仮想ボリュームを併用してボリュームコピーする場合は、コピー先のプールに、コピー元のボリューム定義容量以上の空き容量があることを確認してください。例えば、定義容量が100GBのボリュームをコピーするには、そのボリュームの使用量が30GBであっても、コピー先のプールに100GB以上の空き容量が必要です。これは、外部ボリュームのページ割り当て情報が、ローカルストレージシステムに引き継がれないためです。
また、外部ボリュームがDynamic Tiering、およびactive flashの仮想ボリュームの場合、外部ボリュームのページのI/O負荷に関する情報や階層の構成は、コピー先ボリュームへは引き継がれません。
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ケース1:マッピングした外部ボリュームを、仮想ボリュームにコピー
AをBにコピーする際は、Aの定義容量以上の空き容量がBのプールに必要です。
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ケース2:外部ストレージシステム上の仮想ボリュームをマッピングした外部ボリュームにコピー
BをAにコピーする際は、Bの定義容量以上の空き容量がAのプールに必要です。
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TrueCopy
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global-active device
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Universal Replicator
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ShadowImage
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Volume Migration
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Thin Image