1.3.8 TrueCopyから実行できる操作と実行できない操作
Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashで使用できるボリューム(仮想ボリューム、プールボリューム)はTrueCopyで操作できる場合があります。TrueCopyで実行できる操作と実行できない操作について、次に説明します。
詳細については、TrueCopyユーザガイドを参照してください。
実行できる操作 |
実行できない操作 |
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|
- 注意
-
災害リカバリ運用の場合、フェイルオーバを想定してプライマリボリュームの容量削減機能の設定とセカンダリボリュームの容量削減機能の設定は同じにしてください。
Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashはTrueCopyと併用できます。Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashとTrueCopyとの併用の例(プライマリボリューム、セカンダリボリュームとも仮想ボリュームの場合)を次の図に示します。
Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashとTrueCopyを併用した場合、仮想ボリュームをコピーできます。
Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashとTrueCopyを併用する場合に共有できるボリュームの組み合わせを次の表に示します。
TrueCopyのプライマリボリューム |
TrueCopyのセカンダリボリューム |
説明 |
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仮想ボリューム |
仮想ボリューム |
使用できます。 |
仮想ボリューム |
通常ボリューム※ |
使用できます。 |
通常ボリューム※ |
仮想ボリューム |
使用できます。 ただし、この組み合わせでは、通常ボリューム(プライマリボリューム)の容量と同じだけプールを使用します。そのため、この組み合わせは推奨しません。 |
- 注※
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通常ボリュームとは、仮想ボリュームを除く内部ボリュームまたは外部ボリューム(Universal Volume Managerを使用して外部ストレージシステムのボリュームをマッピングしたボリューム)です。外部ボリュームの詳細については、Universal Volume Managerユーザガイドを参照してください。
Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashのプールボリュームは、TrueCopyのプライマリボリューム、TrueCopyのセカンダリボリュームとして指定できません。