1.2.3 必要なキャッシュ管理デバイスの数
パリティグループから作成する通常のボリュームの場合(仮想ボリューム以外のボリュームの場合)、ボリューム1個に対して1個のキャッシュ管理デバイスが必要です。
仮想ボリュームの場合、仮想ボリューム1個に対して必要なキャッシュ管理デバイスの数は、次の計算式を利用して計算します。
仮想ボリューム1 個に必要なキャッシュ管理デバイスの数=↑仮想ボリューム1個のユーザ領域容量 ÷ キャッシュ管理デバイスの最大容量↑
↑ ↑: 計算した値の小数点以下を切り上げてください。
- メモ
-
重複排除機能または圧縮機能が有効なDynamic Provisioningの仮想ボリュームの場合、この計算式で算出したキャッシュ管理デバイス数の2倍の個数が使用されます。
プールのプールボリュームのLDEV属性とキャッシュ管理デバイスの最大容量の関係を次の表に示します。
仮想ボリュームに関連づけられたプールのプールボリュームのLDEV属性 |
キャッシュ管理デバイスの最大容量(MB) |
キャッシュ管理デバイスの最大容量(block) |
---|---|---|
内部ボリューム |
3,145,548 (2.99TB) |
6,442,082,304 |
外部ボリューム |
3,145,548 (2.99TB) |
6,442,082,304 |
使用されているキャッシュ管理デバイスの個数および最大数は、[管理リソース使用状況参照]画面に表示されます。操作手順と[管理リソース使用状況参照]画面の詳細については、関連項目を参照してください。