3.2.5 容量削減状態と実行できる操作
容量削減状態と実行可能な操作の対応関係を次に示します。
仮想ボリュームの操作 |
容量削減状態ごとの操作の可否 |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Disabled |
Enabling |
Enabled |
Rehyd-rating |
Deleting Volume |
Failed |
Deleting Volume (nn %) |
||
容量削減機能の設定変更 |
変更前:[無効] 変更後:[圧縮]または[重複排除および圧縮] |
できる (操作後、EnablingからEnabledに遷移) |
できる |
できない |
できない |
できない |
できない |
できない |
変更前:[圧縮]または[重複排除および圧縮] 変更後:[無効] |
できる |
できる (操作後、RehydratingからDisabledに遷移) |
できる (操作後、RehydratingからDisabledに遷移) |
できる |
できない |
できない |
できない |
|
変更前:[圧縮] 変更後:[重複排除および圧縮] |
できない |
できない |
できる |
できない |
できない |
できない |
できない |
|
LUNパスの追加 |
できる |
できる |
できる |
できる |
できない |
できる |
できない |
|
ボリュームの容量拡張 |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できない |
|
ボリュームの閉塞 |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
|
ボリュームの回復 |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できない |
|
ボリュームのフォーマット |
容量削減設定:[圧縮] |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる※1 (操作後、Enabledに遷移) |
できる※1 (操作後、Enabledに遷移) |
容量削減設定:[重複排除および圧縮] |
できる |
できる |
できる |
できる |
できる |
できない※2 |
できない※2 |
|
ボリュームの削除 |
ボリュームのフォーマット後にボリューム削除 |
できる |
できる (操作後、Deleting VolumeからDisabledに遷移) |
できる (操作後、Deleting VolumeからDisabledに遷移) |
できない |
できる |
できない |
できる |
ボリュームをフォーマットしないで削除 |
できる |
できる (操作後、Deleting Volume (nn %)に遷移) |
できる (操作後、Deleting Volume (nn %)に遷移) |
できる (操作後、Deleting Volume (nn %)に遷移) |
できる (操作後、Deleting Volume (nn %)に遷移) |
できない |
できる |
|
ホストからのI/O |
できる |
できる |
できる |
できる |
できない |
できる(読み取りだけ)※3 |
できる |
- 注※1
-
容量削減の設定が[無効]の場合、操作後に[圧縮]に変更されます。
- 注※2
-
フォーマットする場合、重複データ初期化を実行してください。
- 注※3
-
メタデータの整合性が保証できない状態のため、読み取る位置によっては、SIMコード680001が発生する可能性があります。発生した場合は、「1.9.2 SIMコード一覧」に記載されている、該当するSIMコードの対処方法に従って対処してください。