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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.13.5 ホストバスアダプタのWWNまたはニックネームを変更する

背景

ホストバスアダプタは、WWNまたはニックネームで識別します。WWNやニックネームを変更したい場合は、次の手順に従ってください。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[ホスト]タブを選択します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面で[ホスト]タブを選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • ストレージシステムの全ホストを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。[ホスト]タブを選択します。

    • ポート単位でホストを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択してポート名を選択します。[ホスト]タブを選択します。

    • ホストグループ単位でホストを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択してポート名を選択したあと、ツリーからホストグループ名を選択します。[ホスト]タブを選択します。

  2. 変更対象のホストバスアダプタを1つ選択します。

  3. 次のどちらかの方法で、[ホスト編集]画面を表示します。WWNとニックネームの変更コマンド

    • [ホスト編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[ファイバ]-[ホスト編集]を選択します。

  4. WWNを変更したい場合は、[HBA WWN]のチェックボックスを選択して、[HBA WWN]の内容を変更します。

    ニックネームを変更したい場合は、[ホスト名]のチェックボックスを選択して、[ホスト名]の内容を変更します。

  5. もし必要であれば、[全てのポートのHBA WWNにも同様の設定を行う]チェックボックスを選択します。

    [全てのポートのHBA WWNにも同様の設定を行う。]を選択した場合、画面上での変更内容はほかのポートにも適用されます。例えば、ツリーのCL1-AポートとCL2-Aポートの下に、同一のホストバスアダプタ(WWNが同一のホストバスアダプタ)が表示されていたとします。この場合、片方のポートでホストバスアダプタのニックネームを「hba1」に変更すると、もう一方のポートでもホストバスアダプタのニックネームが「hba1」に変わります。

    メモ

    画面上での変更内容は、次のようなポートには適用されません。

    • 変更後のニックネームと同じニックネームを持つホストバスアダプタがすでにある

    • 変更後のWWNが、既存のWWNと重複する

  6. [完了]をクリックします。

    [全てのポートのHBA WWNにも同様の設定を行う。]チェックボックスを選択してから[完了]をクリックした場合、変更対象のホストバスアダプタが一覧表示されます。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。