Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.9.6 関連コンテンツ(Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、容量削減機能のトラブルシューティング)

〈この項の構成〉

(1) リソースグループにリソースを追加する

背景

meta_resourceに割り当てられているリソースだけを、ほかのリソースグループに追加できます。

注意
  • プールIDが同じLDEVを、異なるリソースグループに追加することはできません。

  • ジャーナルIDが同じLDEVを、異なるリソースグループに追加することはできません。

    プールボリュームやジャーナルボリュームとして使用されているLDEVを追加する場合は、ソート機能などを利用して、プールIDまたはジャーナルIDが同じすべてのLDEVを同じリソースグループに追加してください。

  • meta_resourceの仮想ストレージマシンとLDEVを追加するリソースグループの仮想ストレージマシンが異なる場合、meta_resource内のLDEVに仮想LDEV IDが割り当てられていると、そのLDEVはリソースグループに追加できません。

  • meta_resourceの仮想ストレージマシンとLDEVおよびホストグループを追加するリソースグループの仮想ストレージマシンが異なる場合、meta_resource内のLDEVおよびホストグループにLUNパスが定義されていると、それらのLDEVおよびホストグループはリソースグループに追加できません。

前提条件

  • 必要なロール:セキュリティ管理者(参照・編集)ロール

操作手順

  1. Storage Navigatorの[管理]ツリーから[リソースグループ]を選択します。

  2. [リソースグループ]タブでリソースを追加したいリソースグループの、リソースグループ名のリンクをクリックします。

    個別のリソースグループ画面が表示されます。

  3. 次のどちらかの方法で、[リソース追加]画面を表示します。

    • [リソース追加]をクリックします。

    • [設定]メニューから[リソース管理]-[リソース追加]を選択します。

  4. [リソース追加]画面で、パリティグループ、LDEV、ポート、ホストグループ、またはiSCSIターゲットから、追加したいリソースの選択ボタンをクリックします。

  5. リソースグループに追加したいリソースを選択し、[追加]をクリックします。

    追加したリソースを削除する場合、リソースを選択して[削除]をクリックします。

  6. [OK]をクリックします。

  7. [完了]をクリックします。

  8. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  9. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。

(2) 個別のプール画面

[ストレージシステム]ツリーの[プール]から各プールを選択したときに表示される画面です。

[図データ]
  • サマリ

  • [プールボリューム]タブ

  • [仮想ボリューム]タブ

  • [ルートボリューム]タブまたは[TIルートボリューム]タブ

サマリ

項目

説明

状態

状態が表示されます。[状態]リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します。

[図データ][Normal]:プールの状態は正常です。

[図データ][Warning]:プールのプールボリュームが閉塞中です。

[図データ][しきい値超過]:プール容量に対して、プールの割当ページ容量とプールの予約ページ容量の合計の割合がしきい値を超えています。

[図データ][縮小中]:プールボリュームを削除中です。

[図データ][Blocked]:プールが満杯になったか、プールで障害が発生したため、プールが閉塞しています。[Warning]と[Blocked]の両方の状態がある場合は[Blocked]と表示されます。

プール名(ID)

プール名とプールIDが表示されます。

システムプールVOL(名称)

プールの管理領域が含まれているシステムプールボリュームのLDEV IDとLDEV名が表示されます。

プールタイプ

プールタイプが表示されます。

DP]:Dynamic Provisioningのプールです。

DT]:Dynamic Tieringのプールです。

[DT(Active Flash)]:active flashのプールです。

DP(データダイレクトマップ)]:データダイレクトマップ属性のプールです。

TI]:Thin Imageのプールです。

RAIDレベル

RAIDレベルが表示されます。プール内で混在している場合は[混在]が表示されます。プールボリュームが外部ボリュームだけの場合は、[-]が表示されます。

ドライブタイプ/RPM

プールのドライブ種別とRPM(回転数)が表示されます。外部ボリュームの場合は、ドライブタイプに[外部ストレージ]と外部LDEV階層ランクの値が表示されます。プール内でドライブ種別、RPM(回転数)または外部LDEV階層ランクが混在している場合は、[混在]が表示されます。

この項目は、VSP E990の場合[ドライブタイプ]と表示されます。

暗号化

プールの暗号化状態が表示されます。

[有効]:暗号化設定が有効なプールボリュームによって作成されたプールです。

[無効]:暗号化設定が無効なプールボリュームによって作成されたプールです。

[混在]:プールボリュームに次のどれか2つ以上を指定した場合に表示されます。

  • 暗号化が有効なボリューム

  • 暗号化が無効なボリューム

  • 外部ボリューム

注意:混在している状態のプールではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]もしくは[無効]のプールを使用してください。

[-]:外部ボリュームで作成されたプールまたは閉塞しているプールです。

キャッシュモード

外部ボリューム構成の場合、キャッシュモードの有効または無効が表示されます。外部ボリューム以外のボリュームによる構成の場合、[-]が表示されます。

I/O失敗(プールVOL閉塞)時に仮想VOLをProtect属性にする

プールボリューム閉塞時の仮想ボリューム保護機能について、[はい]または[いいえ]が表示されます。[はい]の場合、Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashのプールのプールボリュームが閉塞したときに、そのプールボリュームに関連づけられている仮想ボリュームの読み取りと書き込みができなくなります。このとき、仮想ボリュームのアクセス属性は、Protect属性に変更されます。

次のどちらかに該当する場合、[-]が表示されます。

  • Data Retention Utilityがインストールされていない。

  • プールタイプが次のタイプ以外である。

    Dynamic Provisioning

    Dynamic Tiering([複数階層プール]が[有効])

    active flash([Active Flash]が選択)

I/O失敗(プール満杯)時に仮想VOLをProtect属性にする

プール満杯時の仮想ボリューム保護機能について[はい]または[いいえ]が表示されます。[はい]の場合、Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashのプールが満杯になったときに、そのプールに関連づけられている仮想ボリュームの読み取りと書き込みができなくなります。このとき、仮想ボリュームのアクセス属性は、Protect属性に変更されます。

次のどちらかに該当する場合、[-]が表示されます。

  • Data Retention Utilityがインストールされていない。

  • プールタイプが次のタイプ以外である。

    Dynamic Provisioning

    Dynamic Tiering([複数階層プール]が[有効])

    active flash([Active Flash]が選択)

プールVOL数

プールに設定されているプールボリューム数とプールに設定できる最大プールボリューム数が表示されます。

仮想VOL数

プールに関連づけられている仮想ボリューム数とプールに関連づけできる最大仮想ボリューム数が表示されます。

データダイレクトマップ属性のプールの場合、プールに関連づけできる最大仮想ボリューム数に、[-]が表示されます。

Thin Imageのプールの場合、[-]が表示されます。

ルートVOL数

Thin Imageペアのルートボリューム数が表示されます。該当するボリュームがない場合は、[-]が表示されます。

プール容量(使用量/合計)

プールの割当ページ容量と予約ページ容量の合計、およびプール容量の合計が表示されます。複数のプールボリュームでプールが構成される場合は、それらの容量の合計が表示されます。容量拡張設定が有効なパリティグループに属するプールボリュームを含むプールの場合、プールの使用量および合計容量が表示されます。

合計効果

容量拡張機能、容量削減機能(圧縮機能および重複削減機能)、スナップショット、 およびDynamic Provisioningの合計効果の比率が表示されます。なお、合計効果の比率には、システムデータは含まれません。また、計算の開始日時および終了日時が表示されます。各項目の詳細については、「3.1.8 合計効果について」を参照してください。

注意:ここで表示される計算日時は、ストレージシステムのシステム日時(日付、時刻、タイムゾーン)に基づいた時刻が表示されます。一方でStorage Navigatorの[最終更新日時]には、SVPのシステム日時(日付、時刻、タイムゾーン)に基づいた時刻が表示されます。そのため、ストレージシステムとSVPのシステム日時(日付、時刻、タイムゾーン)の設定が異なると、ここで表示される計算日時と[最終更新日時]との間に設定したシステム日時の差分の時間差が発生します。 ストレージシステムとSVPのシステム日時設定については、システム管理者ガイドを参照してください。

削減効果

容量拡張機能および容量削減機能(圧縮機能および重複削減機能)によって削減されたデータの削減率および削減量が表示されます。詳細については、「3.1.1 容量削減機能と容量拡張機能の利用」を参照してください。

[削減効果]に表示される削減量には、パタン排除量やシステムデータ量が含まれています。しかし[ソフトウェア削減]の圧縮量と重複排除量、および[FMD圧縮率]の圧縮量にはパタン排除量やシステムデータ量が含まれていません。このため、[ソフトウェア削減]の圧縮量と重複排除量と[FMD圧縮率]の圧縮量の合計は、[削減効果]の削減量と一致しません。

仮想VOL容量(使用量/合計)

仮想ボリュームの割当ページ容量と予約ページ容量の合計、および仮想ボリューム容量の合計が表示されます。Thin Imageのプールの場合は、使用量と合計に[-]が表示されます。

ユーザ定義しきい値(警告/枯渇)

ユーザ定義しきい値(警告/枯渇)が表示されます。

Thin Imageのプールの場合、[枯渇]に[-]が表示されます。

枯渇しきい値超過時にTIペアを中断する

Thin Imageペアを作成してスナップショットデータを格納するDynamic Provisioningのプールの使用量が枯渇しきい値を超えた場合、SIMコード62Exxxを出力する設定の状態が表示されます。

[はい]:プールの使用量が枯渇しきい値を超えた場合、SIMコード62Exxxを出力します。

[いいえ]:プールの使用量が枯渇しきい値を超えた場合でも、Thin Imageペアを使用できます。

階層管理

Dynamic Tiering機能が有効なときは、自動実行または手動実行が表示されます。Dynamic Tiering機能が無効なときは[-]が表示されます。

Thin Imageの場合は無効です。

実行周期

性能モニタリングと階層再配置の実行周期が表示されます。Dynamic Tiering 機能が無効な場合は[-]と表示されます。

モニタ採取時間

性能モニタリングを実行する時間帯が表示されます。Dynamic Tiering機能が無効な場合は[-]と表示されます。

モニタモード

設定されているモニタモードが表示されます。継続モードが有効な場合は、[継続モード]と表示されます。周期モードが有効な場合は、[周期モード]と表示されます。Dynamic Tiering機能が無効な場合は[-]と表示されます。

モニタ状態

プールのモニタリング状態が表示されます。

モニタリング中の場合は、[実行中]と表示されます。それ以外の場合は[-]が表示されます。

最新のモニタ情報

最新のモニタリング情報が表示されます。

  • モニタリング情報がある場合は、モニタリング情報を取得する開始時刻と終了時刻が表示されます。

    例)2010/11/15 00:00 - 2010/11/15 23:59

  • モニタリング情報の取得中の場合は、モニタリング情報を取得する開始時刻だけが表示されます。終了時刻は表示されません。

    例)2010/11/15 00:00 -

  • 最新のモニタリング情報がない場合は、[-]が表示されます。

プール管理タスク

実行中のプール管理タスクが表示されます。

[リバランス待機中]:リバランス処理が待機中です。

[リバランス中]:リバランス処理が実行中です。

[再配置待機中]:階層再配置処理が待機中です。

[再配置中]:階層再配置処理が実行中です。

[縮小待機中]:プール縮小処理が待機中です。

[縮小中]:プール縮小処理が実行中です。

空白:該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません。

階層再配置の詳細については、階層再配置ログファイルを確認してください。階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については、「2.5.21 階層再配置ログファイルのテーブル項目」を参照してください。

再配置結果

階層再配置処理の状態が表示されます。

[実行中]:[プール管理タスク]が[再配置待機中]または[再配置中]の場合に表示されます。

[完了]:階層再配置が実行されていない、または階層再配置が終了しています。

[未完了(n%再配置済み)]:階層再配置が、表示された割合まで実行されたところで中断しています。

[-]:Dynamic Tieringまたはactive flashのプール以外のプールの場合に表示されます。

再配置速度

階層再配置の速度の設定が表示されます。[1(最も遅い)]、[2(遅い)]、[3(標準)]、[4(速い)]、または[5(最も速い)]が表示されます。

[プールボリューム]タブ

各ユーザに割り当てられているLDEVだけが表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    プール拡張

    [プール拡張]画面が表示されます。

    プール縮小

    [プール縮小]画面が表示されます。

    プール縮小停止

    [縮小停止]画面が表示されます。

    外部LDEV階層ランク編集

    [外部LDEV階層ランク編集]画面が表示されます。Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashのプール以外のプールの場合は操作できません。

    外部ボリューム編集

    [外部ボリューム編集]画面が表示されます。選択されたプールボリュームが外部ボリューム以外のボリュームの場合は操作できません。詳細については、Universal Volume Managerユーザガイドを参照してください。

    テーブル情報出力

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

    注※

    [他のタスク]をクリックすると表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    LDEV ID

    LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号の組み合わせが表示されます。

    LDEV IDをクリックすると、[LDEVプロパティ]画面が表示されます。

    LDEV名

    LDEV名が表示されます。

    状態

    状態が表示されます。[状態]リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します。

    [図データ][Normal]:プールボリュームの状態は正常です。

    [図データ][Shrinking]:プールボリュームを削減中です。

    [図データ][Blocked]:プールボリュームが閉塞しています。

    パリティグループID

    パリティグループIDが表示されます。

    容量

    プールの容量に関する情報が表示されます。

    • [使用可能容量]:プールボリュームの使用可能容量をページ単位で補正した値が表示されます。システムプールボリュームの場合は、管理領域を引いた容量が表示されます。

    • [割当ページ容量]:プールボリュームの割り当て済み容量をページ単位で補正した値が表示されます。

    Dynamic ProvisioningDynamic Tieringactive flash、およびThin Imageのプールについては、テーブルオプションの容量単位をCylinderに変更した場合は、[-]が表示されます。

    RAIDレベル

    RAIDレベルが表示されます。外部ボリュームの場合は、[-]が表示されます。

    ドライブタイプ/RPM

    ドライブ種別とRPM(回転数)が表示されます。外部ボリュームの場合は、ドライブタイプに[外部ストレージ]と外部LDEV階層ランクの値が表示されます。

    この項目は、VSP E990の場合[ドライブタイプ/インターフェース]と表示されます。

    階層ID

    階層IDが表示されます。Dynamic Provisioning、またはThin Imageのプールの場合は[-]が表示されます。

    プロビジョニングタイプ

    LDEVの種類が表示されます。

    [Basic]:内部ボリュームです。

    [外部ボリューム]:外部ボリュームです。

    属性

    LDEVの属性が表示されます。

    [データダイレクトマップ]:データダイレクトマップ属性のLDEVです。

    [-]:属性が設定されていないLDEVです。

    キャッシュモード

    外部ボリュームの場合、キャッシュモードの有効または無効が表示されます。外部ボリューム以外のボリュームの場合、[-]が表示されます。

    縮小可能

    プールボリュームが削除できるかどうかが表示されます。プールが縮小中の場合は[-]が表示されます。

    暗号化

    暗号化の情報が表示されます。

    [有効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が有効です。または、暗号化設定が有効なプールボリュームです。

    [無効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が無効です。または、暗号化設定が無効なプールボリュームです。

    [混在]:LDEVの属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

    • 暗号化が有効なボリューム

    • 暗号化が無効なボリューム

    • 外部ボリューム

    注意:混在している状態のLDEVではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のLDEVを使用してください。

    [-]:外部ボリュームです。

    容量拡張

    LDEVを作成したパリティグループの容量拡張設定の情報が表示されます。

    [有効]:容量拡張設定が有効なパリティグループです。

    [無効]:容量拡張設定が無効なパリティグループです。

    [-]:容量拡張設定がサポートされていないパリティグループです。

    拡張領域使用

    LDEVが仮拡張域に割り当てられているかどうかが表示されます。容量拡張設定が有効な場合、LDEVは物理領域に割り当てられたあと、拡張領域に割り当てられます。この項目は、LDEVが割り当てられている領域が、物理領域なのか、または拡張領域なのかが表示されます。

    [該当]:LDEVが使用している領域は、拡張領域です。

    [非該当]:LDEVが使用している領域は、物理領域です。

    データダイレクトマップLDEV

    データダイレクトマップ属性の仮想ボリュームのLDEV IDが表示されます。LDEV IDのリンクをクリックすると[LDEVプロパティ]画面が表示されます。データダイレクトマップ属性が無効の場合、[-]が表示されます。データダイレクトマップ属性のプールにデータダイレクトマップ属性の仮想ボリュームが設定されていない場合、空白が表示されます。

    リソースグループ名(ID)

    LDEVのリソースグループの名称とIDが表示されます。IDは括弧内に表示されます。

注※

この項目は、初期状態では表示されません。項目を表示する場合は、[カラム設定]画面で設定を変更してください。[カラム設定]画面の詳細については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

[仮想ボリューム]タブ

[図データ]

Thin Imageのプール以外のプールを選択した場合に表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    LDEV作成

    [LDEV作成]画面が表示されます。

    LUNパス追加

    [LUNパス追加]画面が表示されます。

    仮想ボリューム拡張

    [V-VOL容量拡張]画面が表示されます。

    LDEVフォーマット※1

    [LDEVフォーマット]画面が表示されます。

    LDEV削除※1

    [LDEV削除]画面が表示されます。

    データ消去※1

    [LDEV消去]画面が表示されます。

    LUNパス削除※1

    [LUNパス削除]画面が表示されます。

    LDEV閉塞※1

    [LDEV閉塞]画面が表示されます。

    LDEV回復※1

    [LDEV回復]画面が表示されます。

    LDEV編集※1

    [LDEV編集]画面が表示されます。

    ゼロデータページ破棄※1

    [ゼロデータページ破棄]画面が表示されます。

    ゼロデータページ破棄停止※1

    [ゼロデータページ破棄停止]画面が表示されます。

    階層プロパティ参照※1

    [階層プロパティ参照]画面が表示されます。なお[階層プロパティ参照]画面は、Dynamic Tiering機能が有効なプールだけ参照できます。

    コマンドデバイス編集※1

    [コマンドデバイス編集]画面が表示されます。

    MPユニット割り当て※1

    [MPユニット割り当て]画面が表示されます。

    UUID削除※1

    [UUID削除]画面が表示されます。

    重複データ初期化※1

    [重複データ初期化]画面が表示されます。

    LDEVタスク中断※1

    [フォーマット]を選択すると、[フォーマットタスク中断]画面が表示されます。詳細については、「1.20.10 LDEVのフォーマットを中断する」を参照してください。

    [データ消去]を選択すると、[データ消去タスク中断]画面が表示されます。詳細については、Volume Shredderユーザガイドを参照してください。

    ペア強制削除※1

    • TCペア

      [ペア強制削除(TCペア)]画面が表示されます。詳細については、TrueCopyユーザガイドを参照してください。

    • URペア

      [ペア強制削除(URペア)]画面が表示されます。詳細については、Universal Replicatorユーザガイドを参照してください。

    • GADペア

      [ペア強制削除(GADペア)]画面が表示されます。詳細については、global-active deviceユーザガイドを参照してください。

    ALU / SLU参照※2

    [ALU / SLU]画面が表示されます。

    テーブル情報出力※2

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

    注※1

    [他のタスク]をクリックすると表示されます。

    注※2

    [他のタスク]-[その他]をクリックすると表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    LDEV ID

    LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号の組み合わせが表示されます。

    LDEV IDをクリックすると、[LDEVプロパティ]画面が表示されます。

    LDEV名

    LDEV名が表示されます。

    状態

    状態が表示されます。[状態]リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します。

    [図データ][Normal]:正常です。

    [図データ][Blocked]:閉塞しています。閉塞状態のボリュームには、ホストからアクセスできません。

    [図データ][Formatting]:フォーマット中です。

    [図データ][Read Only]:読み取り専用の状態です。Read Only状態のボリュームには、データの書き込みはできません。

    [図データ][Shredding]:シュレッディング操作を実行中です。

    容量

    仮想ボリュームの容量に関する情報が表示されます。

    • [合計]:仮想ボリュームの全容量が表示されます。

    • [予約ページ容量]:仮想ボリュームの予約ページ容量が表示されます。

      次に示す要因のため、[合計]に表示される値よりも[予約ページ容量]に表示される値の方が大きい場合があります。

      • 容量拡張設定が無効なパリティグループに属するプールボリュームを含むプールの場合、[予約ページ容量]には、予約ページ容量をページ単位に切り上げた容量が表示される。

      • Dynamic Provisioningの仮想ボリュームの割当ページ容量に、制御情報(3,145,548MBごとに最大で168MBを確保)の容量が含まれる。

    • [使用量]:仮想ボリュームの割当ページ容量と予約ページ容量の合計が表示されます。

      次に示す要因のため、[合計]に表示される値よりも[使用量]に表示される値の方が大きい場合があります。

      • 容量拡張設定が無効なパリティグループに属するプールボリュームを含むプールの場合、[使用量]には、仮想ボリュームの割当ページ容量と予約ページ容量の合計をページ単位に切り上げた容量が表示される。

      • Dynamic Provisioningの仮想ボリュームの割当ページ容量に、制御情報(3,145,548MBごとに最大で168MBを使用)の容量が含まれる。

      • データダイレクトマップ属性の仮想ボリュームの場合、制御情報(3,145,548MBごとに168MBを使用)および1ページ分の容量が含まれる。

      また、ページ予約が有効な仮想ボリュームであっても、I/O中やコピー系プログラムプロダクト(ShadowImageUniversal Replicatorなど)によるコピー処理中に使用量を参照すると、割当ページ容量と予約ページ容量の情報を取得する時間に差があるため、表示された使用量は実際の使用量と異なることがあります。

    • [使用量(%)]:仮想ボリュームの全容量に対して、割当ページ容量と予約ページ容量の合計の割合が表示されます。

    使用容量

    仮想ボリュームの割当ページ容量に関する情報が表示されます。

    • [階層1]:階層1の容量(使用量)が表示されます。LDEVがDynamic Tieringまたはactive flashの仮想ボリュームではない場合は[-]と表示されます。

    • [階層2]:階層2の容量(使用量)が表示されます。LDEVがDynamic Tieringまたはactive flashの仮想ボリュームではない、または階層2がない場合は、[-]が表示されます。

    • [階層3]:階層3の容量(使用量)が表示されます。LDEVがDynamic Tieringまたはactive flashの仮想ボリュームではない、または階層3がない場合は、[-]が表示されます。

    仮想ボリュームの階層ごとの使用量に予約ページ容量は含まれません。このため、[使用容量]の値と[容量]の[使用量]の値は一致しないことがあります。

    容量削減

    容量削減機能の設定が表示されます。

    [圧縮]:圧縮機能が設定されています。

    [重複排除および圧縮]:重複排除機能および圧縮機能が設定されています。

    [無効]:容量削減機能が無効です。

    [-]:容量削減機能が設定できないLDEVです。

    容量削減状態

    容量削減状態が表示されます。

    [Enabling]:容量削減の設定を有効にするために初期化が実行されています。

    [Rehydrating]:容量削減の設定を無効にするための処理が実行されています。

    [Deleting Volume]:ボリュームの削除が実行されています。

    [Enabled]:容量削減の設定が有効です。

    [Disabled]:容量削減の設定が無効です。

    [Failed]:データが保証できない状態です。

    [-]:容量削減が設定できないLDEVです。

    重複排除データ※2

    重複排除機能の適用状態が表示されます。

    [有効]:仮想ボリュームに重複排除機能が適用されています。

    [無効]:仮想ボリュームに重複排除機能が適用されていません。

    [-]:仮想ボリューム以外のボリュームの場合、または重複排除データをサポートしていないバージョンのファームウェアの場合に表示されます。

    仮想ボリュームの容量削減の設定が[重複排除および圧縮]の場合、使用容量が0でも[有効]と表示されます。また、容量削減設定の無効化中で仮想ボリュームの容量削減の設定が[無効]でも重複排除済みのデータが残っている場合は[有効]と表示されます。

    パス数

    交替パス数が表示されます。

    CLPR

    CLPRが表示されます。CLPR ID:CLPR名の形式で表示されます。

    ページ予約

    仮想ボリュームに関連づけられたプールのページ予約の状態が表示されます。

    [有効]:ページが予約されています。

    [無効]:ページは予約されていません。

    階層割り当てポリシー

    階層割り当てポリシー名とIDが表示されます。

    [All(0)]:プール内のすべての階層を使用するポリシーが設定されています。

    [Level1(1)]から[Level31(31)]:Level1からLevel31までのどれかのポリシーが設定されています。なお、[Level6(6)]から[Level31(31)]までは、階層割り当てポリシーの名称が変更できます。これらの名称が変更されている場合、変更後の名称が表示されます。

    [-]:仮想ボリュームは、Dynamic Tieringまたはactive flashの仮想ボリュームではありません。

    新規ページ割り当て階層

    新規ページ割り当て階層が表示されます。

    [高]:高が設定されています。

    [中]:中が設定されています。

    [低]:低が設定されています。

    [-]:仮想ボリュームは、Dynamic Tieringまたはactive flashの仮想ボリュームではありません。

    階層再配置

    [-]:次の仮想ボリューム以外のボリュームである場合に表示されます。

    Dynamic Tiering

    active flash

    再配置プライオリティ

    再配置プライオリティが表示されます。

    [優先]:優先が設定されています。

    空白:優先が設定されていません。

    [-]:表示された仮想ボリュームは、次の仮想ボリューム以外のボリュームです。または、仮想ボリュームの階層再配置機能が無効です。

    Dynamic Tiering

    active flash

    プール管理タスク

    実行中のプール管理タスクが表示されます。

    [リバランス待機中]:リバランス処理が待機中です。

    [リバランス中]:リバランス処理が実行中です。

    [再配置待機中]:階層再配置処理が待機中です。

    [再配置中]:階層再配置処理が実行中です。

    [縮小待機中]:プール縮小処理が待機中です。

    [縮小中]:プール縮小処理が実行中です。

    空白:該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません。

    仮想VOL管理タスク

    実行中の仮想ボリューム管理タスクが表示されます。

    [ゼロデータページ破棄中]:ゼロデータページ破棄処理が実行中です。

    [ゼロデータページ破棄待機中]:ゼロデータページ破棄処理が待機中です。

    空白:該当の仮想ボリュームに対して仮想ボリューム管理タスクは実行されていません。

    属性

    LDEVの属性が表示されます。

    [データダイレクトマップ]:データダイレクトマップ属性のLDEVです。

    [重複排除用システムデータボリューム(フィンガープリント)]:重複排除用システムデータボリューム(フィンガープリント)です。

    [重複排除用システムデータボリューム(データストア)]:重複排除用システムデータボリューム(データストア)です。

    [-]:属性が設定されていないLDEVです。

    アクセス属性

    LDEVのアクセス属性が表示されます。

    T10 PI

    LDEVのT10 PI属性の設定([有効]または[無効])が表示されます。T10 PIがサポートされていない場合、[-]が表示されます。

    データダイレクトマップLDEV

    データダイレクトマップ属性のプールにあるプールボリュームのLDEV IDが表示されます。LDEV IDのリンクをクリックすると[LDEVプロパティ]画面が表示されます。データダイレクトマップ属性が無効の場合、[-]が表示されます。

    リソースグループ名(ID)

    LDEVのリソースグループの名称とIDが表示されます。IDは括弧内に表示されます。

    仮想ストレージマシン

    仮想ストレージマシンに関する情報が表示されます。

    • [モデル/シリアル番号]:LDEVの、仮想ストレージマシンのモデルとシリアル番号が表示されます。

    • [LDEV ID]:LDEVの仮想LDEV IDが表示されます。仮想LDEV IDが未割り当ての場合、空白が表示されます。

    • [デバイス名]:LDEVの仮想デバイス名が表示されます。仮想デバイス名は、仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数および仮想CVS属性を組み合わせた形式で表示されます。仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数、および仮想CVS属性のうち、設定済みの項目だけが表示されます。仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数および仮想CVS属性を設定していない場合は、空白が表示されます。仮想CVS属性を設定している場合は、[CVS]が末尾に追加されます。

    • [SSID]:LDEVの仮想SSIDが表示されます。仮想SSIDが設定されていない場合は、空白が表示されます。

    • [属性]:LDEVの仮想属性が表示されます。仮想属性が設定されていない場合は、空白が表示されます。

    注※

    この項目は、初期状態では表示されません。項目を表示する場合は、[カラム設定]画面で設定を変更してください。[カラム設定]画面の詳細については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

[ルートボリューム]または[TIルートボリューム]タブ

[図データ]

Thin Imageのプールを選択した場合、[ルートボリューム]タブが表示されます。Dynamic Provisioningのプールを選択した場合、[TIルートボリューム]タブが表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    テーブル情報出力

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    LDEV ID

    LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号の組み合わせが表示されます。

    LDEV IDをクリックすると、[LDEVプロパティ]画面が表示されます。

    LDEV名

    LDEV名が表示されます。

    状態

    状態が表示されます。[状態]リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します。

    [図データ][Normal]:正常です。

    [図データ][Blocked]:閉塞しています。閉塞状態のボリュームには、ホストからアクセスできません。

    [図データ][Warning]:ボリュームに問題が発生しています。

    [図データ][Formatting]:フォーマット中です。

    [図データ][Preparing Quick Format]:クイックフォーマットの準備中です。

    [図データ][Quick Formatting]:クイックフォーマットを実行中です。

    [図データ][Correction Access]:アクセス属性を修正中です。

    [図データ][Copying]:ボリュームのデータをコピーしている状態です。

    [図データ][Read Only]:読み取り専用の状態です。Read Only状態のボリュームには、データの書き込みはできません。

    [図データ][Shredding]:シュレッディング操作を実行中です。

    [図データ]-:上記以外の状態です。

    スナップショット使用量

    スナップショット使用量が表示されます。

    パス数

    交替パス数が表示されます。

    CLPR

    CLPRが表示されます。CLPR ID:CLPR名の形式で表示されます。

    プール管理タスク

    実行中のプール管理タスクが表示されます。

    [リバランス待機中]:リバランス処理が待機中です。

    [リバランス中]:リバランス処理が実行中です。

    [縮小待機中]:プール縮小処理が待機中です。

    [縮小中]:プール縮小処理が実行中です。

    空白:該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません。

    暗号化

    暗号化の情報が表示されます。

    [有効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が有効です。または、暗号化設定が有効なプールボリュームのプールに関連づけられた仮想ボリュームです。

    [無効]:LDEVの属するパリティグループの暗号化設定が無効です。または、暗号化設定が無効なプールボリュームのプールに関連づけられた仮想ボリュームです。

    [混在]:LDEVの属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

    • 暗号化が有効なボリューム

    • 暗号化が無効なボリューム

    • 外部ボリューム

    注意:混在している状態のLDEVではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のLDEVを使用してください。

    [-]:外部ボリュームです。

    仮想ストレージマシン

    仮想ストレージマシンに関する情報が表示されます。

    • [モデル/シリアル番号]:LDEVの、仮想ストレージマシンのモデルとシリアル番号が表示されます。

    • [LDEV ID]:LDEVの仮想LDEV IDが表示されます。仮想LDEV IDが未割り当ての場合、空白が表示されます。

    • [デバイス名]:LDEVの仮想デバイス名が表示されます。仮想デバイス名は、仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数および仮想CVS属性を組み合わせた形式で表示されます。仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数、および仮想CVS属性のうち、設定済みの項目だけが表示されます。仮想エミュレーションタイプ、仮想LUSEボリューム数および仮想CVS属性を設定していない場合は、空白が表示されます。仮想CVS属性を設定している場合は、[CVS]が末尾に追加されます。

    • [SSID]:LDEVの仮想SSIDが表示されます。仮想SSIDが設定されていない場合は、空白が表示されます。

    注※

    この項目は、初期状態では表示されません。項目を表示する場合は、[カラム設定]画面で設定を変更してください。[カラム設定]画面の詳細については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

なお、容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVを使用したプールについては「3.3.5 パリティグループの容量拡張設定有効時のプール構築ガイドライン」を、Thin ImageのプールについてはThin Imageユーザガイドを参照してください。