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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.3.7 Thin Imageから実行できる操作と実行できない操作

Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashで使用できるボリューム(仮想ボリューム、プールボリューム)はThin Imageで操作できる場合があります。Thin Imageから実行できる操作と実行できない操作について、次に説明します。

詳細については、Thin Imageユーザガイドを参照してください。

実行できる操作

実行できない操作

仮想ボリュームをThin Imageペアのプライマリボリューム、またはセカンダリボリュームとして使用する。

  • 仮想ボリュームをThin Imageのプールボリュームとして使用する。

  • Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashのプールボリュームを、Thin Imageペアのプライマリボリューム、セカンダリボリュームまたはThin Imageのプールボリュームとして使用する。

  • Thin Imageで使用している仮想ボリュームの容量を拡張する。

  • カスケード属性が無効なThin Imageペアで使用しているセカンダリボリュームのゼロデータページを破棄する。

  • カスケード属性が有効な、クローン属性のThin Imageペアで使用しているセカンダリボリュームのゼロデータページを破棄する。

    上記以外のセカンダリボリュームは、ゼロデータの破棄が実行できます。また、Thin Imageペアで使用しているプライマリボリュームのゼロデータの破棄は実行できます。

  • データダイレクトマップ属性の外部ボリュームをThin Imageペアのプライマリボリューム、セカンダリボリューム、またはプールボリュームとして使用する。

  • 容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVをThin Imageペアのプライマリボリューム、またはセカンダリボリュームとして使用する。

  • 重複排除用システムデータボリュームをThin Imageペアのプライマリボリューム、またはセカンダリボリュームとして使用する。

Dynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashThin Imageと併用できます。1つのストレージシステムでDynamic ProvisioningDynamic Tiering、またはactive flashThin Imageを同時に使用する場合は、次の点に注意してください。