9.16 commandStatusオブジェクト
commandStatusオブジェクトは、非同期処理のAPIを発行したときに返却されるAPIのステータス情報のオブジェクトです。
commandStatusオブジェクトのスキーマを次に示します。
属性 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
progress |
string |
APIの進捗状況 次の値が返ります。
|
status |
string |
APIの実行結果の状態 次の値が返ります。
この属性は、APIの実行が完了した場合に出力されます。 |
affectedResources |
string[] |
操作対象のリソースにアクセスするためのURLの一覧 1つのAPIで複数のリソースを操作する場合は、すべての操作対象のリソースのURLが返ります。APIが途中で失敗した場合は、処理が完了したことを確認できたリソースのURLだけが返ります。 リソースの削除操作が成功した場合、削除対象のリソースのURLが返ります。このURLにアクセスすると404エラーとなり、正常に削除されたことが確認できます。 この属性は、APIの実行が完了した場合に出力されます。 |
error |
Error Object |
エラーの情報を保持するオブジェクト この属性は、APIの実行が失敗した場合に出力されます。 |
operationDetails |
object[] |
操作対象のリソースの詳細情報 リソース種別に示すリソースに対して操作している場合に出力されます。
|
- メモ
-
- オブジェクトの情報は最大で65280件保持されます。65280件を超えたAPIのステータス情報は、非同期処理のAPIのステータス情報を削除するAPIを実行してオブジェクトの情報を削除してください。
- セッションがログアウトされた場合もオブジェクトの情報は削除されます。
APIの実行を開始した場合のcommandStatusオブジェクト例:
{ "progress": "processing" }
APIが成功して完了した場合のcommandStatusオブジェクトの例:
{ "progress": "completed", "status": "normal", "affectedResources": [ "/ConfigurationManager/simple/v1/objects/volumes/100" ], "operationDetails": [ { "operationType": "CREATE", "resourceType": "Volume", "resourceId": "100" } ] }
APIが失敗して完了した場合のcommandStatusオブジェクトの例:
{ "progress": "completed", "status": "error", "errorResource": "/ConfigurationManager/simple/v1/objects/pools/63", "errorCode": { "SSB1": "2e11", "SSB2": "001f" }, "errorMessage": "Snapshot or volume exists. Operation could not be completed.", "operationDetails": [ { "operationType": "DELETE", "resourceType": "Pool", "resourceId": "63" } ] }