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Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド 


4.4 プールを作成する

ドライブを指定してプールを作成します。

背景

プールは複数のドライブと関連付けられたストレージシステムの仮想的な領域です。プールから仮想的なボリュームを作成してサーバに割り当て、データの書き込みに応じて実領域を使用することで、ストレージリソースを有効に活用できます。

Storage Advisor Embeddedでプールを作成すると、ストレージシステムがサポートしている構成のうち、容量効率がいちばんよくなるようにドライブを組み合わせた構成が推奨構成として表示されます。

Dynamic Tieringのライセンスが有効なストレージシステムの場合、ドライブタイプや回転数が異なるドライブを同時に指定すると、性能順に階層構造を持ったプールが作成できます。階層構造のプールではアクセス頻度などに応じて、自動的にデータが最適な階層に格納されます。

注意

プールにスナップショットの差分データを格納する場合、プールの使用率が枯渇しきい値を超えると作成したスナップショットがすべて使用できなくなるおそれがあります。枯渇しきい値を編集したい場合は、プールの作成後にプールの設定を編集してください。

前提条件

操作手順

  1. ナビゲーションバーの[プール]をクリックします。

  2. [+]をクリックします。

  3. [プール名]を有効な値で指定します。推奨された構成に問題がなければ、[実行]をクリックしてプールを作成します。

    異なるRAID構成を指定したい場合は、RAIDレベルを選択してドライブの数を変更します。次に[チェック]をクリックして、実行可能な組み合わせを確認してから[実行]をクリックします。

    [図データ]

    ヒント

    ドライブの容量は物理容量としてKB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)の単位で表示されます。

    プールの容量は論理容量としてKiB(キビバイト)、MiB(ミビバイト)、GiB(ギビバイト)、TiB(テビバイト)の単位で表示されます。