Hitachi

コンパスドキュメント


6.1.1 ホストグループまたはiSCSIターゲットとボリューム間の経路を設定する

LUパスを、ホストグループまたはiSCSIターゲットとボリュームの間に設定します。

前提条件

メモ

LUパスとLUN

LUパスにはLUN(Logial Unit Number)を付ける必要があります。

サーバの画面に表示されるボリュームは、ストレージシステムのポート番号とLUNが表示されます。

操作手順

  1. 内蔵CLIまたはRAID Managerでストレージシステムにログインします。

  2. ボリュームと、ホストグループまたはiSCSIターゲットの間にLUパスを設定します。

    引数の-portにポート番号と、ホストグループIDまたはホストグループ名またはiSCSIターゲット名を、-ldev_idにボリューム番号を、-lun_idにLUNを指定します。 ボリューム番号は、HSAEのナビゲーションバーから[ボリューム]をクリックすることにより、各ボリュームに割り当てられているIDとして表示されます。LUNは0から2047までの数字で指定します。省略すると自動で割り付けられます。

    ポート番号にCL1-A、ホストグループIDに0、ボリューム番号に200、LUNに0を指定する例を示します。

    コマンド例:

    #raidcom add lun -port CL1-A-0 -ldev_id 200 -lun_id 0

    ポート番号にCL2-A、ホストグループ名にfc_linux_000、ボリューム番号に400、LUNに2を指定する例を示します。

    コマンド例:

    #raidcom add lun -port CL2-A fc_linux_000 -ldev_id 400 -lun_id 2

    複数のLUパスを設定する場合は、上記のコマンドを繰り返してください。

  3. LUパスの設定結果を確認します。

    引数の-portにポート番号と、ホストグループIDまたはホストグループ名またはiSCSIターゲット名を指定します。

    ポート番号にCL1-A、ホストグループIDに0を指定する例を示します。

    コマンド例:

    #raidcom get lun -port CL1-A-0
  4. 内蔵CLIまたはRAID Managerでストレージシステムからログアウトします。