Hitachi

Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド 


12.4.1 ボリュームの情報を取得する

ボリュームに関する情報を取得します。ボリュームの条件を指定して、絞り込んだ情報を取得することもできます。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

GET <ベースURL>/simple/v1/objects/volumes

リクエストメッセージ

オブジェクトID
なし。
クエリパラメータ
1回のリクエストで取得できるボリュームの情報は最大で500個です。501個以上のボリュームの情報を取得する場合は、countパラメータとstartVolumeIdパラメータを組み合わせて複数回に分けてAPIを実行してください。countパラメータを指定することで取得するボリュームの情報をフィルタリングすることもできます。

パラメータ

フィルタ条件

poolId

int

(任意)ボリュームが属するプールID

poolNameと同時に指定しないでください。

poolName

string

(任意)ボリュームが属するプール名

指定した値の一部がプール名と一致する場合もボリュームの情報が取得されます。

poolIdと同時に指定しないでください。poolIdを指定している場合、このパラメータは無視されます。

nickname

string

(任意)ボリュームのニックネーム

指定した値の一部がボリュームのニックネームと一致する場合もボリュームの情報が取得されます。

minTotalCapacity

long

(任意)ボリュームの最小容量(MiB)

maxTotalCapacity

long

(任意)ボリュームの最大容量(MiB)

minUsedCapacity

long

(任意)ボリュームの最小使用容量(MiB)

maxUsedCapacity

long

(任意)ボリュームの最大使用容量(MiB)

startVolumeId

int

(任意)取得を開始するボリュームのIDを065279の値で指定します。

count

int

(任意)取得するボリュームの情報の個数を1500の値で指定します。

このパラメータを省略した場合、500が指定されたと見なされます。

ボディ
なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
プールIDが63のプール(クエリパラメータpoolId63を指定)に属するボリュームの情報を取得した出力例を次に示します。
{
  "data": [
    {
      "id": 100,
      "nickname": "JH-26216_DP",
      "poolId": 63,
      "poolName": "NASOS",
      "totalCapacity": 1024,
      "usedCapacity": 42,
      "numberOfConnectingServers": 2,
      "numberOfSnapshots": 2,
      "volumeTypes": []
    },
    {
      "id": 101,
      "nickname": "JH-26216_DP",
      "poolId": 63,
      "poolName": "NASOS",
      "totalCapacity": 1024,
      "usedCapacity": 0,
      "numberOfConnectingServers": 2,
      "numberOfSnapshots": 2,
      "volumeTypes": [
        "Snapshot"
      ]
    }
  ],
  "count": 2,
  "totalCount": 2,
  "hasNext": false
}

属性

説明

id

int

ボリュームID

nickname

string

ニックネーム

poolId

int

ボリュームが属するプールID

poolName

string

ボリュームが属するプール名

totalCapacity

long

ボリュームの総容量(MiB)

usedCapacity

long

ボリュームの使用済み容量(MiB)

numberOfConnectingServers

int

現在、無効な情報です。 

numberOfSnapshots

int

スナップショットの数

volumeTypes

object[]

ボリュームタイプ

  • Snapshot:ボリュームIDが定義されているスナップショットの作成先ボリューム
  • System:重複排除用システムデータボリュームまたはジャーナルボリューム
  • Command Device:コマンドデバイスとして使用しているボリューム
  • SLU:SLU(Subsidiary Logical Unit)属性を持つボリューム
  • AttachedUnmanaged:ほかのツールで割り当て済みのボリューム

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/volumes?poolId=63