8.4.1 外部ボリュームを作成してQuorumディスクを設定する
global-active deviceの環境を構築する2台のストレージシステムに外部ボリュームを作成して、Quorumディスクとして利用するための設定をします。
前提条件
- global-active deviceの環境を構築する2台のストレージシステムとQuorumディスク用のボリュームのある外部ストレージシステム間の物理パスが接続されていること。
- Quorumディスク用のボリュームがglobal-active deviceの環境を構築する2台のストレージシステムのポートに割り当てられていること。
- 外部ストレージシステムとiSCSIで接続する場合は、外部iSCSIターゲットを登録済みであること。
- 外部ボリュームの設定に必要な次の情報を確認しておくこと。
- 外部接続用のポート
- 外部ストレージシステムのモデル、シリアル番号
- 外部接続用のポートに接続している外部ストレージシステムのポートの情報
プロトコルにFCを使用する場合はWWN、プロトコルにiSCSIを使用する場合はiSCSIターゲット名およびIPアドレスを指定します。
- Quorumディスク用のボリュームのLUN
4TiBを超えるボリュームを使用すると、4TiBの外部ボリュームが作成されます。
- 外部ボリューム名
- 外部パリティグループID
- 外部パスグループID
- Quorumディスクの設定に必要な次の情報を確認しておくこと。
- Quorum ID
- Quorumディスクを共有するストレージシステムのモデル、シリアル番号
操作手順
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ナビゲーションバーから[その他]-[外部ボリューム]を選択します。
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[+]をクリックします。
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外部接続用のポートを選択して[次へ]をクリックします。
利用可能な外部パスの一覧が表示されます。
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使用する外部パスを選択して[次へ]をクリックします。
利用可能なボリュームの一覧が表示されます。
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Quorumディスク用のボリュームのLUNを選択し、外部ボリューム名、外部パリティグループID、外部パスグループIDを指定して[実行]をクリックします。
外部ボリューム一覧に、設定した外部ボリュームの情報が表示されます。
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Quorumディスクの設定をする外部ボリュームのをクリックします。
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必要な項目を指定して[実行]をクリックします。