16.1　外部ボリュームの情報を取得する : Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド

メモ

外部パリティグループ：外部接続したストレージシステムのボリュームをマッピングして作成されたパリティグループです。外部ボリュームを管理するために使用します。
外部ボリューム：外部パリティグループから作成されたボリュームです。
外部パスグループ：外部接続用ポートと、外部ストレージシステムのポート間を接続した経路のことを外部パスと呼びます。同じ外部パスを使用する外部ボリュームをグルーピングしたものを外部パスグループと呼びます。

実行権限

ストレージ管理者（参照）

リクエストライン

GET ＜ベースURL＞/simple/v1/objects/external-volumes

リクエストメッセージ

オブジェクトID: なし。

クエリパラメータ

1回のリクエストで取得できる外部ボリュームの情報は最大で400個です。401個以上の外部ボリュームの情報を取得する場合は、countパラメータとstartVolumeIdパラメータを組み合わせて複数回に分けてAPIを実行してください。countパラメータを指定することで取得する外部ボリュームの情報をフィルタリングすることもできます。

パラメータ	型	フィルタ条件
nickname	string	（任意）外部ボリュームのニックネーム指定した値の一部が外部ボリュームのニックネームと一致する場合も外部ボリュームの情報が取得されます。
minTotalCapacity	long	（任意）外部ボリュームの最小容量（MiB）取得する外部ボリュームの最小容量として`47`～`268435456`までの整数で指定します。
maxTotalCapacity	long	（任意）外部ボリュームの最大容量（MiB）取得する外部ボリュームの最大容量として`47`～`268435456`までの整数で指定します。
status	string	（任意）取得する外部ボリュームの状態として、次の値を指定します。 `Normal`：正常 `Blockade`：閉塞
volumeType	string	（任意）取得する外部ボリュームタイプとして、`Quorum Disk`（global-active deviceで使用しているQuorumディスク）を指定します。
externalParityGroupId	string	（任意）外部パリティグループID 「`X-Y`」形式で指定します。 `X`に指定できる値は`1`～`16384`までの整数です。 `Y`に指定できる値は`1`～`4096`までの整数です。
externalPathGroupId	int	（任意）外部パスグループIDを`0`～`63231`までの整数で指定します。
startVolumeId	int	（任意）取得を開始する外部ボリュームのIDを`0`～`65279`の値で指定します。
count	int	（任意）取得する外部ボリュームの情報の個数を`1`～`400`の値で指定します。このパラメータを省略した場合、`400`が指定されたと見なされます。

ボディ: なし。

レスポンスメッセージ

ボディ

外部ボリュームタイプがQuorumディスク（クエリパラメータvolumeTypeにQuorum Diskを指定）の外部ボリュームの情報を取得した出力例を次に示します。

{
    "data": [
        {
            "id": 6400,
            "nickname": "externalVolumeQuorum",
            "totalCapacity": 20480,
            "status": "Normal",
            "externalParityGroupId": "9-500",
            "externalPathGroupId": 600,
            "externalPathOfVolume": [
                {
                    "portId": "CL5-A",
                    "portProtocol": "FC",
                    "externalPortWwn": "50060e8012000c60",
                    "lun": 0
                }
            ],
            "volumeTypes": [
                "Quorum Disk"
            ],
            "externalStorage": {
                "model": "VSP Gx00",
                "serial": "400012",
                "vendor": "HITACHI"
            },
            "quorumSetting": {
                "quorumId": 0,
                "pairedStorageModel": "M8",
                "pairedStorageSerial": "400011"
            }
        }
    ],
    "count": 1,
    "totalCount": 1,
    "hasNext": false
}

属性	型	説明
id	int	外部ボリュームID
nickname	string	外部ボリュームのニックネーム外部ボリュームのニックネームが定義されている場合に出力されます。
totalCapacity	long	外部ボリュームの総容量（MiB）
status	string	外部ボリュームの状態 `Normal`：正常 `Blockade`：閉塞
externalParityGroupId	string	外部パリティグループID
externalPathGroupId	int	外部パスグループID
externalPathOfVolume	object[]	外部ボリュームの外部パス情報が、外部パスごとに出力されます。 `portId`（string）外部接続用のポートID `portProtocol`（string）ポートのプロトコル `FC` `iSCSI` `externalPortWwn`（string）外部ストレージシステムのポートのWWN iSCSIポートの場合、この属性は出力されません。 `lun`（int）外部ストレージシステムのポートに割り当てられているLUN
volumeTypes	object[]	外部ボリュームタイプ `Quorum Disk`：global-active deviceで使用しているQuorumディスク
externalStorage	object	外部ストレージシステムの情報が出力されます。 `model`（string）外部ストレージシステムのモデル出力される外部ストレージシステムの表記については、マニュアルUniversal Volume Managerユーザガイドを参照してください。モデルの情報が取得できない場合、`OTHER`が出力されます。 `serial`（string）外部ストレージシステムのシリアル番号有効な値が取得できない場合、この属性は出力されません。 `vendor`（string）外部ストレージシステムのベンダー識別子有効な値が取得できない場合、この属性は出力されません。
quorumSetting	object	Quorumディスクに関する情報が設定されている場合に、Quorumディスクに関する情報が出力されます。 `quorumId`（int） QuorumディスクID `pairedStorageModel`（string） Quorumディスクを共有する相手側のストレージシステムのモデル `R8`：VSP F1500、VSP G1000、またはVSP G1500 `M8`：VSP Fx00 モデルまたはVSP Gx00 モデルモデルの情報が取得できない場合、`Unknown`が出力されます。 `pairedStorageSerial`（string） Quorumディスクを共有する相手側のストレージシステムのシリアル番号

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/external-volumes?volumeType="Quorum Disk"

16.1 外部ボリュームの情報を取得する

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