3.22.29 バックグラウンドサービスログを使用したトラブルシューティング
バックグラウンドサービスログは、SVPで動作しているバックグラウンドサービスのログです。
操作画面で表示されるメッセージのみでは対処方法が特定できない場合に、バックグラウンドサービスログを参照してください。SVPが正常に起動したかどうかも、バックグラウンドサービスログから確認できます。
- メモ
-
VSP E590およびVSP E790の場合、トラブルの対処方法としてStorage Navigatorをアンインストールしないでください。対処方法としてStorage Navigatorをアンインストールする指示が示されていた場合、トラブルシュートコードを弊社保守員に連絡してください。
ログファイルは、次の名前で格納されます。
ログファイル種類 |
ログファイル名 |
---|---|
Storage Device Listログ |
system_<通番>.log |
Storage Navigatorログ |
system_<装置製番>_<通番>.log |
バックグラウンドサービスログは次のディレクトリに格納されます。
<installDir>\wk\supervisor\system\log
- ヒント
-
-
<installDir>: ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。(例 C:\Mapp)
-
<通番> : ログファイルの通番が0 始まりで付与されます。
-
バックグラウンドサービスには次のものがあります。
Storage Device Listバックグラウンドサービス |
サービス名 |
---|---|
Storage Device Listサーバ |
SDLSrv |
SVP RMI-APIフォワードサーバ |
RMI-API Forward Server |
Webアプリケーションサーバ |
Web Application Server |
Storage Navigatorバックグラウンドサービス |
サービス名 |
---|---|
Webアプリケーションサーバ |
Web Application Server |
Storage Navigatorサーバ |
Storage Navigator |
SVP RMI-APIサーバ |
RMI-API Server |
外部認証中継サービス |
External Authenticator |
SMI-Sプロバイダサービス |
SMI-S |
通信サービス |
Communication |
KMIPコミュニケータ |
KMIP Communicator |
ASSISTサービス※ |
ASSIST |
- 注※
-
本ストレージシステムを管理するStorage Navigatorと、VSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, F800を管理するStorage Navigatorが共通のSVPで動作し、VSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, F800にASSISTが設定されている場合。
ログの出力フォーマットは次のとおりです
[発生日時][障害レベル][トラブルシュートコード][サービス名][ログ内容]
項目 |
説明 |
---|---|
発生日時 |
下記のフォーマットで日時が出力されます。 YYYY/MM/DD hh:mm:ss.SS |
障害レベル |
下記の障害レベルが出力されます。
|
トラブルシュートコード |
トラブルの原因ごとに割り当てられている番号です。 |
サービス名 |
サービス名が出力されます。 |
ログ内容 |
メッセージが出力されます。 |
各バックグラウンドサービスは次のようなログを出力します。
このログにより、各バックグラウンドサービスの初期化処理が正常に終了して起動しているのか、また、サービス動作中に何か異常が発生しているのかを確認できます。
[2018/01/01 13:00:00.000][INFO][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing] [2018/01/01 13:00:15.000][INFO][TRSTNA000002][Web Application Server][Ready] [2018/01/01 13:00:30.000][INFO][TRSTNA001001][Storage Navigator][Initializing] [2018/01/01 13:01:00.000][INFO][TRSTNA001002][Storage Navigator][Ready]
- 〈この項の構成〉
(1) Storage Device Listサーバ
-
正常時ログ出力例
[2018/03/18 15:40:50.372][INFO ][TRSDLS000001][SDLSrv][Initializing] ・・・ [2018/03/18 15:41:28.009][INFO ][TRSDLS000002][SDLSrv][Ready]
-
異常時ログ出力例
[2018/03/19 17:12:14.551][INFO ][TRSDLS000006][SDLSrv][Stopping] [2018/03/19 17:12:14.934][ERROR][TRSDLS000011][SDLSrv][Stopping : System is locked (SN:400001).] [2018/03/19 17:12:15.216][ERROR][TRSDLS000008][SDLSrv][Ready : Failed to stop.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRSDLS000001 |
INFO |
Storage Device Listサーバの初期化処理が開始されました。 TRSDLS000002が出力され、初期化処理が正常に完了していることを確認してください。 |
TRSDLS000002 |
INFO |
Storage Device Listサーバの初期化処理が正常に完了しました。 |
TRSDLS000003 |
ERROR |
Storage Device Listサーバの初期化処理がエラー終了しました。このログの前後に出力されているトラブルシュートコードを参照して、対応する対処方法を実施してください。 これ以外のエラーログが出力されていない場合、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSDLS000004 |
ERROR |
ログに表示されたポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。 変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。 |
TRSDLS000005 |
ERROR |
Storage Device Listサーバの初期化処理がタイムアウトしました。 次の手順を実行してStorage Device Listサーバを起動してください。
繰り返し操作しても結果が変わらない場合は、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSDLS000006 |
INFO |
Storage Device Listサーバの停止処理が開始されました。 TRSDLS000007が出力され、停止処理が正常に完了していることを確認してください。 |
TRSDLS000007 |
INFO |
Storage Device Listサーバの停止処理が正常に完了しました。 |
TRSDLS000008 |
ERROR |
Storage Device Listサーバの停止処理がエラー終了しました。このログの前後に出力されているトラブルシュートコードを参照して、対応する対処方法を実施してください。 これ以外のエラーログが出力されていない場合、Storage Device Listサーバを停止するには以下の手順を実行してください。
|
TRSDLS000009 |
ERROR |
SVPの環境構築処理が実行中のため、Storage Device Listサーバが停止できません。しばらくしてから再操作してください。 |
TRSDLS000010 |
ERROR |
ログに表示された装置製番(SN)の装置は、サービスの停止処理がサポートされていません。Storage Device Listサーバを停止するには次の手順を実行してください。
|
TRSDLS000011 |
ERROR |
ログに表示された装置製番(SN)のシステムは、別のユーザがロックを取得しているためサービスが停止できません。別のユーザからのロックを解除してから、再操作してください。 |
TRSDLS000012 |
ERROR |
Storage Device Listサーバの停止処理がタイムアウトしました。繰り返し発生する場合は、次の手順でStorage Device Listサーバを停止してください。
|
TRSDLS000013 |
WARN |
サービスのステータス取得に失敗しました。 3分待ってもこのワーニングが消えない場合、Storage Device Listからこのストレージシステムを停止し、再度、 起動してください。それでも回復しない場合は、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
- 注※
-
Windowsのユーザーアカウント制御が起動した場合は[続行]を選択してください。
(2) SVP RMI-APIフォワードサーバ
-
正常時ログ出力例
[2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002001][RMI-API Forward Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002002][RMI-API Forward Server][Ready] [2018/03/17 18:50:59.982][INFO ][TRRMIS002012][RMI-API Forward Server][Stopping] [2018/03/17 18:51:00.003][INFO ][TRRMIS002013][RMI-API Forward Server][Stopped]
-
異常時ログ出力例
[2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002001][RMI-API Forward Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:10.001][ERROR][TRRMIS002005][RMI-API Forward Server][Failed : Environment is invalid.] [2018/03/17 15:49:10.102][INFO ][TRRMIS002004][RMI-API Forward Server][Failed]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRRMIS002001 |
INFO |
RMI-API Forward Serverのサービスが起動されるときに出力されます。 RMI-API Forward Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS002002が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS002002 |
INFO |
RMI-API Forward Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS002003 |
WARN |
RMI-API Forward Serverのサービスは起動したが、処理で警告が発生しています。 TRRMIS002001から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。 |
TRRMIS002004 |
ERROR |
RMI-API Forward Serverのサービスの起動に失敗しています。 TRRMIS002001から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。 |
TRRMIS002005 |
ERROR |
RMI-API Forward Serverのサービスの起動に必要な環境設定情報の取得に失敗しています。 SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS002006 |
ERROR |
|
TRRMIS002007 |
WARN |
|
TRRMIS002008 |
WARN |
RMI-API Forward Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIIFRegist”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS002009 |
WARN |
RMI-API Forward Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS002010 |
WARN |
TRRMIS002008の対処方法と同様になります。 TRRMIS002008の対処方法を参照してください。 |
TRRMIS002011 |
WARN |
TRRMIS002009の対処方法と同様になります。 TRRMIS002009の対処方法を参照してください。 |
TRRMIS002012 |
INFO |
RMI-API Forward Serverのサービスが停止したときに出力されます。 RMI-API Forward Serverのサービスが正常に停止されているかを確認するには本ログとTRRMIS002013が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS002013 |
INFO |
RMI-API Forward Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
(3) Webアプリケーションサーバ
-
正常時ログ出力例
[2017/12/02 16:21:47.113][INFO ][TRMAAS000001][Web Application Server][Initializing] [2017/12/02 16:21:48.410][INFO ][TRMAAS000002][Web Application Server][Ready]
-
異常時ログ出力例
[2017/12/03 09:47:22.020][INFO ][TRMAAS000001][Web Application Server][Initializing] [2017/12/03 09:48:25.004][ERROR][TRMAAS000004][Web Application Server][Failed : Failed to connect to the starting port of the web server.Port=8080.] [2017/12/03 09:48:25.174][INFO ][TRMAAS000007][Web Application Server][Stopped]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRMAAS000001 |
INFO |
Webアプリケーションサーバが起動されるときに出力されます。 Webアプリケーションサーバが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRMAAS000002が出力されているかを確認してください。 |
TRMAAS000002 |
INFO |
Webアプリケーションサーバの起動が完了したときに出力されます。 |
TRMAAS000003 |
WARN |
Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、“MAPPWebServer”、“MAPPWebServerHttps”、“RMIClassLoader”、“RMIClassLoaderHttps”の内、他のアプリケーションで使用されているポート番号を変更してください。ポート番号の変更操作については、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照してください。 |
TRMAAS000004 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“CommonJettyStart”のポート番号を変更してください。 |
TRMAAS000005 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“CommonJettyStop”のポート番号を変更してください。 |
TRMAAS000006 |
INFO |
Webアプリケーションサーバが停止するときに出力されます。 Webアプリケーションサーバが正常に停止したかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRMAAS000007 が出力されているかを確認してください。 |
TRMAAS000007 |
INFO |
Webアプリケーションサーバの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
(4) Storage Navigatorサーバ
-
正常時ログ出力例(起動時)
[2018/03/19 18:08:31.046][INFO ][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing] [2018/03/19 18:08:31.592][INFO ][TRSTNA000002][Web Application Server][Ready] [2018/03/19 18:09:12.903][INFO ][TRSTNA001001][Storage Navigator][Initializing] [2018/03/19 18:15:29.387][INFO ][TRSTNA001002][Storage Navigator][Ready]
-
正常時ログ出力例(終了時)
[2018/03/19 21:11:49.942][INFO ][TRSTNA000004][Web Application Server][Stopping] [2018/03/19 21:11:50.478][INFO ][TRSTNA000005][Web Application Server][Stopped] [2018/03/19 21:11:50.859][INFO ][TRSTNA001004][Storage Navigator][Stopping] [2018/03/19 21:11:52.209][INFO ][TRSTNA001005][Storage Navigator][Stopped]
-
異常時ログ出力例(起動時)
[2018/03/20 11:15:33.543][INFO ][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing] [2018/03/20 11:15:34.364][ERROR][TRSTNA000003][Web Application Server][Initializing : Failed to start a Storage Navigator.]
-
異常時ログ出力例(終了時)
[2018/03/20 12:24:36.175][INFO ][TRSTNA000004][Web Application Server][Stopping] [2018/03/20 12:24:38.931][INFO ][TRSTNA000005][Web Application Server][Stopped] [2018/03/20 12:24:39.142][INFO ][TRSTNA001004][Storage Navigator][Stopping] [2018/03/20 12:25:40.634][WARN][TRSTNA001006][Storage Navigator][Stopped : Timeout has occurred.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRSTNA000001 |
INFO |
Webアプリケーションサーバが起動されるときに出力されます。 Webアプリケーションサーバが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA000002が出力されているか確認してください。 |
TRSTNA000002 |
INFO |
Webアプリケーションサーバの起動が完了したときに出力されます。 |
TRSTNA000003 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバの起動に失敗しています。 Storage Device Listのバージョンと互換性のないSVPソフトウェアのバージョンが、Storage Device Listに登録されている可能性があります。SVPソフトウェアのバージョンが、下記と一致するか確認してください。
|
TRSTNA000004 |
INFO |
Webアプリケーションサーバが停止するときに出力されます。 |
TRSTNA000005 |
INFO |
Webアプリケーションサーバの停止が完了したときに出力されます。 |
TRSTNA000006 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバの停止でエラーが発生しました。 SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA000007 |
WARN |
Storage Navigatorサービスが予期せず停止し、再起動中です。 3分待っても現象が変わらない場合は、Storage Device Listから装置を停止し、再度起動してください。 それでも回復しない場合は、SVPを再起動してください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、「3.19.5 GUIによる更新」を参照して、Storage Device Listからサービスを停止し、ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアを更新してください。 ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアを更新しても回復しない場合は、「3.22.30 仮想メモリの設定方法」を参照して、仮想メモリの設定を変更し、SVPを再起動してください。 上記の操作を行っても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA000008 |
ERROR |
「3.18.19 自動割り振りされるポート番号の範囲を変更する」を参照して、“DeviceJettyStart”のポート番号の範囲を使用されていない範囲に変更してください。 対応後、SVPを再起動してください。 |
TRSTNA000009 |
ERROR |
「3.18.19 自動割り振りされるポート番号の範囲を変更する」を参照して、“DeviceJettyStop”のポート番号の範囲を使用されていない範囲に変更してください。 対応後、SVPを再起動してください。 |
TRSTNA000010 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバが強制停止されました。サーバ稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA000011 |
ERROR |
Webアプリケーションサーバが強制停止されました。サーバ稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA001001 |
INFO |
Storage Navigatorサービスが起動されるときに出力されます。 Storage Navigatorサービスが正常に起動しているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA001002が出力されているか確認してください。 |
TRSTNA001002 |
INFO |
Storage Navigatorサービスが正常に起動しました。 |
TRSTNA001003 |
WARN |
このトラブルシュートコードは、Storage Navigatorのサービスの起動中に出力される場合があります。TRSTNA001001が出力されてから最大10分お待ちください。 10分経過してもTRSTNA001002が出力されない場合は、「3.2.45 デスクトップヒープの指定値を変更する」および「(8) ウィルス検出プログラムの使用に関する注意事項」に示す設定が完了しているか確認してください。設定が完了していない場合は設定してください。 上記の手順を実施した後、Storage Device Listを使用して、該当の装置のサービスを停止してから再度サービスを起動してください。 上記を実施しても回復しない場合は、「3.19.16 ダンプファイルの採取方法」を参照してダンプを採取した後、弊社保守員に連絡してください。 |
TRSTNA001004 |
INFO |
Storage Navigatorサービスが停止するときに出力されます。 Storage Navigatorサービスが正常に停止したかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA001005が出力されているかを確認してください。 |
TRSTNA001005 |
INFO |
Storage Navigatorサービスの停止が完了したときに出力されます。 |
TRSTNA001006 |
WARN |
Storage Navigatorサービス停止時に、タイムアウトが発生しました。 次回起動時に、起動完了(TRSTNA001002)にならない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA001007 |
ERROR |
Storage Navigatorのサービスが強制停止されました。 サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRSTNA001008 |
ERROR |
Storage Navigatorのサービスが強制停止されました。 サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
(5) SVP RMI-APIサーバ
正常時ログ出力例
-
正常時ログ出力例
SVP RMI-APIサーバでは複数のサービスの起動ログが出力されます。SVP RMI-APIサーバの正常起動の確認をするには、TRRMIS000002、TRRMIS001002、TRRMIS002502のログを確認してください。また、正常終了の確認をするには、TRRMIS000016、TRRMIS001007、TRRMIS002511のログを確認してください。
[2018/03/17 15:49:07.750][INFO ][TRRMIS001001][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:08.000][INFO ][TRRMIS001002][RMI-API Server][Ready] [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002501][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002502][RMI-API Server][Ready] [2018/03/17 15:52:03.405][INFO ][TRRMIS000001][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:52:19.364][INFO ][TRRMIS000002][RMI-API Server][Ready] ・・・ [2018/03/17 18:50:59.982][INFO ][TRRMIS002510][RMI-API Server][Stopping] [2018/03/17 18:51:00.003][INFO ][TRRMIS002511][RMI-API Server][Stopped] [2018/03/17 18:51:06.645][INFO ][TRRMIS001006][RMI-API Server][Stopping] [2018/03/17 18:51:06.927][INFO ][TRRMIS000015][RMI-API Server][Stopping] [2018/03/17 18:51:08.249][INFO ][TRRMIS000016][RMI-API Server][Stopped] [2018/03/17 18:51:10.695][INFO ][TRRMIS001007][RMI-API Server][Stopped]
-
異常時ログ出力例
[2018/03/17 15:49:07.750][INFO ][TRRMIS001001][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:08.000][INFO ][TRRMIS001002][RMI-API Server][Ready] [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002501][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002502][RMI-API Server][Ready] [2018/03/17 15:52:03.405][INFO ][TRRMIS000001][RMI-API Server][Initializing] [2018/03/17 15:52:03.968][ERROR][TRRMIS000007][RMI-API Server][Failed : Port is already in use. Port=51100] [2018/03/17 15:52:04.003][INFO ][TRRMIS000015][RMI-API Server][Stopping] [2018/03/17 15:52:04.125][INFO ][TRRMIS000016][RMI-API Server][Stopped]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRRMIS000001 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。 本ログはエラー発生時にはリトライにより複数回出力されます。 RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS000002が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS000002 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS000003 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。 SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000004 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。 SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000005 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。 SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000006 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号がすでに使用されています。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。 変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIIFRegist”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS000007 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号がすでに使用されています。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。 変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“PreRMIServer”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS000008 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで、ログ内容に示すファイル操作に失敗しました。他のアプリケーションが該当のファイルにアクセスしている可能性があります。他のすべてのアプリケーションを閉じたあと、Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 |
TRRMIS000009 |
ERROR |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS000010 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。 Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000011 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。 Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000012 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで使用するIPアドレスが不正です。 Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000013 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで使用するIPアドレスが不正です。 Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000014 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“PreRMIServer”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS000015 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが終了するときに出力されます。 本ログは、エラー発生時にはリトライにより複数回出力されます。 RMI-API Serverのサービスが正常に終了しているかを確認するには本ログとTRRMIS000016の出力を確認してください。 |
TRRMIS000016 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS000017 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。 SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000018 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。 SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS000019 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで、ログ内容に示すファイル操作に失敗しました。 他のアプリケーションが該当のファイルにアクセスしている可能性があります。他のすべてのアプリケーションを閉じてください。 |
TRRMIS000020 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗したため、クライアントがRMI-API Serverへ接続できていません。 以下に示すパスの中に、DkcId32.dllが存在していないか確認してください。
DkcId32.dllが存在する場合は、DLLを削除してからSVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合、またはDkcId32.dllが上記パス内に存在していない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 ※本ログは、RMI-API Serverが一度でも接続エラーを検知した場合に出力されます。 リトライにより成功していて、Storage Navigator(または外部よりRMI接続しているクライアント)が正常に動作している場合、本ログは無視してください。 |
TRRMIS000021 |
WARN |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS000022 |
WARN |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS000023 |
ERROR |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS000024 |
ERROR |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS000025 |
ERROR |
RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。 装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。 SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。 |
TRRMIS001001 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS001002が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS001002 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS001003 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIClassLoader”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS001004 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスで必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。 Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。 SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS001005 |
WARN |
RMI-API Serverのサービス起動に必要な他のサービスの起動待ちログです。本ログは10分に1回、最大6回まで出力されます。TRRMIS001002出力後、本ログが6回出力されたのちに、まだStorage Navigatorが起動できない場合、以下の手順を実行してください。なお、SVPのソフトウェア設定情報の、リストアの有無により手順が異なります。
|
TRRMIS001006 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが終了するときに出力されます。SVP RMI-API Serverのサービスが正常に終了しているかを確認するには本ログとTRRMIS001007の出力を確認してください。 |
TRRMIS001007 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS001008 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスの一部の機能が正常に動作していません。 装置の停止が正常に行えません。 SVPを再起動してください。 |
TRRMIS001009 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 「3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。 採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。 |
TRRMIS001998 |
ERROR |
RMI-APIServerのサービスが異常終了しました。 |
TRRMIS001999 |
ERROR |
サービスが強制停止されました。本メッセージは、サービス起動中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を一度停止して、再度起動してください。 |
TRRMIS002501 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。 RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS002502が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS002502 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS002503 |
WARN |
RMI-API Serverのサービスは起動したが、処理で警告が発生しています。 TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。 |
TRRMIS002504 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスの起動に失敗しています。 TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。 |
TRRMIS002505 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスの起動に必要な環境設定情報の取得に失敗しています。 Storage Device Listから該当の装置を停止し、再度起動してください。 再度起動しても現象が変わらない場合は、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TRRMIS002506 |
ERROR |
|
TRRMIS002507 |
ERROR |
|
TRRMIS002508 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。 「3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。 |
TRRMIS002509 |
ERROR |
|
TRRMIS002510 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスが停止したときに出力されます。 RMI-API Serverのサービスが正常に停止されているかを確認するには本ログとTRRMIS002511が出力されていることを確認してください。 |
TRRMIS002511 |
INFO |
RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
TRRMIS002512 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスが停止しています。 5分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。
|
TRRMIS002513 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスが強制停止されました。このエラーは、サービス稼働中にSVPを再起動した場合に発生することがあります。SVPを再起動もしくは装置を停止した場合、Storage Device Listから該当の装置を再度起動してください。その他の場合、RMI-API Serverのサービスが自動的に再起動されます。3分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。
|
TRRMIS002514 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスとの通信で異常が発生しました。RMI-API Serverのサービスが自動的に再起動されます。1分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。
|
TRRMIS002515 |
ERROR |
RMI-API Serverのサービスは異常停止しています。 TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。 |
(6) 外部認証中継サービス
-
正常時ログ出力例(起動時)
[2018/03/19 18:08:31.265][INFO ][TREXAU000001][External Authenticator][Initializing] [2018/03/19 18:08:31.858][INFO ][TREXAU000002][External Authenticator][Ready]
-
正常時ログ出力例(終了時)
[2018/03/19 21:11:48.812][INFO ][TREXAU000004][External Authenticator][Stopping] [2018/03/19 21:11:48.943][INFO ][TREXAU000005][External Authenticator][Stopped]
-
異常時ログ出力例(起動時)
[2018/03/20 22:15:36.265][INFO ][TREXAU000001][External Authenticator][Initializing] [2018/03/20 22:15:36.364][ERROR][TREXAU000003][External Authenticator][Stopped : An unexpected error has occurred.]
-
異常時ログ出力例(終了時)
[2018/03/20 22:20:14.317][INFO ][TREXAU000004][External Authenticator][Stopping] [2018/03/20 22:20:15.113][ERROR][TREXAU000006][External Authenticator][Stopped : An unexpected error has occurred.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TREXAU000001 |
INFO |
外部認証中継サービスが起動されるときに出力されます。 外部認証中継サービスが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTREXAU000002が出力されていることを確認してください。 |
TREXAU000002 |
INFO |
外部認証中継サービスが正常に起動されています。 |
TREXAU000003 |
ERROR |
外部認証中継サービスの起動に失敗しています。 Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TREXAU000004 |
INFO |
外部認証中継サービスが停止するときに出力されます。 外部認証中継サービスが正常に停止されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTREXAU000005が出力されていることを確認してください。 |
TREXAU000005 |
INFO |
外部認証中継サービスが正常に停止するときに出力されます。 |
TREXAU000006 |
ERROR |
外部認証中継サービスの停止でエラーが発生しました。 次回起動時に、外部認証中継サービスが正常起動(TREXAU000002)していない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TREXAU000007 |
ERROR |
外部認証中継サービスが起動されていません。 Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TREXAU000010 |
ERROR |
外部認証中継サービスが強制停止されました。サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
TREXAU000011 |
ERROR |
外部認証中継サービスが強制停止されました。サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。 |
(7) SMI-Sプロバイダサービス
-
正常時ログ出力例
[2018/03/31 18:08:31.265][INFO ][TRSMIS000001][SMI-S][Initializing : start SMI-S service. Port=5989] [2018/03/31 18:08:31.858][INFO ][TRSMIS000002][SMI-S][Ready] ・・・ [2018/03/31 21:11:48.812][INFO ][TRSMIS000007][SMI-S][Stopping] [2018/03/31 21:11:48.943][INFO ][TRSMIS000006][SMI-S][Stopped]
-
異常時ログ出力例
[2018/03/31 22:15:36.265][INFO ][TRSMIS000001][SMI-S][Initializing : start SMI-S service. Port=5989] [2018/03/31 22:15:36.364][ERROR][TRSMIS000003][SMI-S][Failed : Failed to cache.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRSMIS000001 |
INFO |
SMI-Sプロバイダサービスが起動されるときに出力されます。 SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。 起動直後にTRSMIS000006が出力される場合は、次の要因が考えられますので対応してください。
|
TRSMIS000002 |
INFO |
SMI-Sプロバイダサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。 |
TRSMIS000003 |
ERROR |
SMI-Sプロバイダサービスで使用する、キャッシュの更新が失敗すると出力されます。 TRSMIS000003が出力された後、40分お待ちください。 この間に、TRSMIS000002が出力され、かつTRSMIS000003が出力されていない場合は、キャッシュの更新エラーが解決されています。 上記以外の場合は、キャッシュの更新エラーが解決されていません。Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 |
TRSMIS000004 |
ERROR |
SMI-Sプロバイダサービスでタイムアウトが発生しました。 他のアプリケーションでModifyが取得されている場合は、該当するアプリケーションのModifyを解除するか、Modifyが解除されるのを待ってください。それでもエラーが解消されない場合、またはその他の要因の場合は、Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。 |
TRSMIS000005 |
ERROR |
SMI-Sプロバイダサービスの起動中に予期しないエラーが発生しました。 「3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。 採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。 |
TRSMIS000006 |
INFO |
SMI-Sプロバイダサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。 |
TRSMIS000007 |
INFO |
SMI-Sプロバイダサービスが停止したときに出力されます。 SMI-Sプロバイダサービスが正常に停止しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000006が出力されていることを確認してください。 |
TRSMIS000008 |
INFO |
SMI-SプロバイダサービスがRMIサーバと通信するときに出力されます。 SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。 |
TRSMIS000009 |
INFO |
SMI-SプロバイダサービスがSVPと通信するときに出力されます。 SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。 |
TRSMIS000010 |
ERROR |
他のサービスで使用しているポート番号が設定されています。 使用するポート番号を変更したあと、再度サービスを起動してください。 |
(8) 通信サービス
-
正常時ログ出力例
[2018/05/27 16:03:04.875][INFO ][TRCOMM000001][Communication][Ready : Connection to GUM2 opened.] [2018/05/27 16:03:16.972][INFO ][TRCOMM000001][Communication][Ready : Connection to GUM1 opened.] ・・・
-
異常時ログ出力例
[2018/05/27 16:03:17.288][ERROR][TRCOMM000004][Communication][Failed : Connection to GUM2 failed. Already connected MPC's IP Address is (1)10.xx.yy.zz] [2018/05/27 16:03:17.428][ERROR][TRCOMM000009][Communication][Failed : Authentication failed by GUM2.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRCOMM000001 |
INFO |
通信サービス起動後にGUMとの通信経路接続が正常に完了したときに出力されます。 |
TRCOMM000002 |
INFO |
通信サービス起動後にGUMとの通信経路において機器認証が正常に完了したときに出力されます。これ以降、通信が可能となります。 |
TRCOMM000003 |
INFO |
通信サービス起動後にGUMとの通信経路において整合性チェックが正常に完了したときに出力されます。 (装置製番不一致、Config型式不一致、モデル不一致が発生していない状態を示す) |
TRCOMM000004 |
ERROR |
使用する装置に対して既に他のSVPが接続されているときに出力されます。 バックグラウンドサービスログに記載されているIPアドレス※のPCで起動しているストレージシステムのサービスを停止させてください。 |
TRCOMM000005 |
WARN |
[Add System]画面で設定したCTLごとのIP アドレスと、GUMに設定されているCTL番号の不一致を検出したときに出力されます。 Storage Device ListからCTLごとのIP Address設定を修正してください。 対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。 [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.] [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.] TRCOMM000005発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。 |
TRCOMM000006 |
WARN |
[Add System]画面で設定した装置モデルと、ストレージシステムに設定されている装置モデルの不一致を検出したときに出力されます。 Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しい装置モデルで再登録してください。 対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。 [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.] [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.] TRCOMM000006発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。 |
TRCOMM000007 |
WARN |
[Add System]画面で設定したConfig型式と、ストレージシステムにインストールされているConfig型式の不一致を検出したときに出力されます。 Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しいConfig型式で再登録してください。 対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。 [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.] [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.] TRCOMM000007発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。 |
TRCOMM000008 |
WARN |
[Add System]画面で設定した装置製番と、ストレージシステムに設定されている装置製番の不一致を検出したときに出力されます。 Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しい装置製番で再登録してください。 対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。 [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.] [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.] TRCOMM000008発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。 |
TRCOMM000009 |
ERROR |
GUMとの接続時の認証が失敗したときに出力されます。 本ログが出力された後(1分以内)にTRCOMM000002のトラブルシュートコードが出力されている場合、 一時的な通信障害によって出力されているため、対処は不要です。 TRCOMM000002が出力されていない場合は、[Add System]画面で設定したユーザー名称とパスワードが誤っている可能性があります。 Storage Device Listからユーザー名称とパスワードを再設定してください。 対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。 [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000002][Communication][Ready : Authentication completed by GUM1.] [xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000002][Communication][Ready : Authentication completed by GUM2.] TRCOMM000009発生以降の時間で上記の認証成功のログが出力されていれば回復しています。 |
TRCOMM000010 |
INFO |
通信サービス起動後にGUMとの通信経路が切断されたときに出力されます。 通信経路あるいはGUMの動作状態を確認してください。 |
TRCOMM000011 |
ERROR |
情報更新に失敗したときに出力されます。 自動で再実行しますが、当該ログ出力後5分ほど待ってもTRCOMM000002のログが出力されない場合は、Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止したあとに、再度起動してください。 それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。 |
TRCOMM000012 |
ERROR |
使用する装置に対して既に他のSVPが接続されている可能性があります。 使用する装置に対してストレージシステムのサービスを起動している他のPCがないか確認してください。既にストレージシステムのサービスが起動済みのSVPがあればサービスを停止させてください。 |
TRCOMM000013 |
INFO |
通信サービスが起動されるときに出力されます。 通信サービスが正常に起動されているかを確認するには、本ログとTRCOMM000002が出力されていることを確認してください。 |
TRCOMM000014 |
INFO |
通信サービスが停止されるときに出力されます。 通信サービスが正常に停止されているかを確認するには、本ログとTRCOMM000015が出力されていることを確認してください。 |
TRCOMM000015 |
INFO |
通信サービスが正常に停止したときに出力されます。 |
TRCOMM000016 |
WARN |
ストレージシステムとの接続に失敗したときに出力されます。
|
TRCOMM000017 |
ERROR |
通信サービスが異常終了しました。 |
TRCOMM000018 |
ERROR |
通信サービスが強制停止されました。 通信サービス起動中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。 Storage Device Listからこのストレージシステムのサービスを停止し、再度起動してください。 |
- 注※
-
ルータでIPアドレス変換を行なっている場合は、PC本体のIPアドレスと異なる場合があります。その場合は、ネットワーク管理者に確認してください。
(9) KMIPコミュニケータ
-
異常時ログ出力例
[2017/11/19 10:49:49.617][ERROR][TRKMIP000001][KMIPCom][Failed : SSL settings are invalid.]
トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。
トラブルシュートコード |
障害レベル |
対処方法 |
---|---|---|
TRKMIP000001 |
ERROR |
KMIPコミュニケータサービスで、予期せぬエラーが発生しました。 「3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。 採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。 |