3.2.4 管理クライアントの初期設定を行う
管理クライアントのLANポートのIPアドレスを設定します。
- メモ
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ストレージシステムの初期設定は、管理クライアントとSVP、ストレージシステムを管理LANに接続して行います。このため、管理クライアント、SVPおよびストレージシステムのネットワークセグメントが一致している必要があります。お客様のネットワーク環境にあわせて管理クライアントのIPアドレスを設定してください。設定方法は使用しているOSのマニュアルを参照してください。
管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続してSVPの初期設定を行う場合は、ストレージシステムのデフォルトのIPアドレスにあわせて、管理クライアントのIPアドレスを仮設定します。
ストレージシステムのデフォルトのIPアドレスは次のとおりです。
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コントローラボード#1側ユーザLANポート:192.168.0.16
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コントローラボード#2側ユーザLANポート:192.168.0.17
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サブネットマスク:255.255.255.0
管理クライアントのIPアドレスは、192.168.0.xxx(xxx:1~254の範囲で16、17以外の数値)で仮設定してください。SVPとストレージシステムのIPアドレスの設定が完了したあと、管理クライアントのIPアドレスをお客様のネットワーク環境にあわせて設定し直してください。その際、管理クライアントとストレージシステムのIPアドレスが、同一セグメントである必要はありません。
(1) IPv6だけを使用する場合の通信環境を設定する(Windows 8.1の例)
背景
管理クライアントがWindows 8.1の場合の設定方法について説明します。
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IPv6だけを使用して通信するには、管理クライアントとSVPの両方とも、通信にIPv6だけを使用するように設定してください。
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IPv4とIPv6の両方を使用する場合は、この設定はしないでください。IPv4が優先的に使用されます。
操作手順
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[コントロールパネル]‐[ネットワークとインターネット]‐[ネットワークと共有センター]を選択します。
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SVPと接続するネットワークを選択して右クリックし、ポップアップメニューで[プロパティ]をクリックします。
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[ユーザアカウント制御の確認]画面が表示された場合は、[続行]をクリックします。選択したネットワークのプロパティが[ネットワーク]画面に表示されます。
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[インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]をオフにします。
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[OK]をクリックし、画面を閉じます。
(2) IPv6だけを使用する場合の通信環境を設定する(Solarisの例)
背景
管理クライアントがSolaris 10の場合の設定方法について説明します。
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IPv6だけを使用して通信するには、管理クライアントとSVPの両方とも、通信にIPv6だけを使用するように設定してください。
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IPv4とIPv6の両方を使用する場合は、この設定はしないでください。IPv4が優先的に使用されます。
操作手順
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コンソールを起動します。
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次のコマンドを実行します。
ifconfig ネットワークのインターフェース名 inet down