2.7.8 Syslogメッセージの内容
ストレージシステムからsyslogサーバに送付されるメッセージの内容を示します。
メッセージの書式はRFC3164準拠とRFC5424準拠の2種類があり、maintenance utilityで選択します。
詳細は「2.7.5 アラート通知を蓄積するためのSyslogの設定」を参照してください。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
プライオリティ |
括弧(< >)内にプライオリティ値が出力されます。 プライオリティ値 = 8× Facility + Severity Facilityは18 (固定)です。 Severityはログ情報の種類によって、次の値を示します。
例えば、SeverityがErrorの場合、プライオリティ値は<147>が出力されます。 |
2 |
日付・時刻※ |
日付と時刻が、「MMM DD HH:MM:SS」の形式で出力されます(MMM:月、DD:日、HH:時、MM:分、SS:秒)。 月の出力形式「MMM」は英語の省略形(Jan~Dec)が出力されます。 日付の出力形式「DD」で、1桁の日付のときは、空白の次に日付が出力されます。例えば、1日のときは、「 1」と出力されます。 |
3 |
検出場所 |
「GUM」固定です。 |
4 |
プログラム名 |
「Storage」固定です。 |
5 |
メッセージ識別情報 |
“0000000000”から“4294967295”までの通し番号が出力されます。 |
6 |
事象の種別 |
下記に示す事象のカテゴリ名が出力されます。事象のカテゴリはSeverityと対応しています。
|
7 |
ハードウェア識別情報 |
ストレージシステム名と、シリアル番号が出力されます。 |
8 |
付随情報 |
maintenance utilityの[Syslog]タブで設定したロケーション識別情報が出力されます。 |
9 |
詳細情報 |
アラート画面に表示されるSIMリファレンスコードと、障害情報が出力されます。 |
- 注※
-
ログに出力される日付と時刻は、SVPに設定された日付と時刻です。ストレージシステム内でSVP障害やLAN障害などが発生したときは、日付と時刻が1970/01/01からの積算時間になることがあります。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
プライオリティ |
括弧(< >)内にプライオリティ値が出力されます。 プライオリティ値 = 8× Facility + Severity Facilityは18 (固定)です。 Severityはログ情報の種類によって、次の値を示します。
例えば、SeverityがErrorの場合、プライオリティ値は<147>が出力されます。 |
2 |
バージョン |
「1」固定です。 |
3 |
日付・時刻※ |
日付、時刻、およびUTC(協定世界時)との時差が、「YYYY-MM-DDThh:mm:ss.s±hh:mm」の形式で出力されます(YYYY:年、MM:月、DD:日、hh:時、mm:分、ss.s:秒、hh:時差の時間、mm:時差の分)。 ただし、UTCとの時差がないときは、「±hh:mm」の出力形式の代わりに「Z」の文字が出力されます。例えば、「2018-12-26T23:06:58.0Z」のように出力されます。 秒の出力形式「ss.s」は、小数点第1位まで出力されることを示します。 |
4 |
検出場所 |
「GUM」固定です。 |
5 |
プログラム名 |
「Storage」固定です。 |
6 |
プロセス名 |
「-」固定です。 |
7 |
メッセージID |
「-」固定です。 |
8 |
構造化データ |
「-」固定です。 |
9 |
メッセージ識別情報 |
“0000000000”から“4294967295”までの通し番号が出力されます。 |
10 |
事象の種別 |
下記に示す事象のカテゴリ名が出力されます。事象のカテゴリはSeverityと対応しています。
|
11 |
ハードウェア識別情報 |
ストレージシステム名と、シリアル番号が出力されます。 |
12 |
付随情報 |
maintenance utilityの[Syslog]タブで設定したロケーション識別情報が出力されます。 |
13 |
詳細情報 |
アラート画面に表示されるSIMリファレンスコードと、障害情報が出力されます。 |
- 注※
-
ログに出力される日付と時刻は、SVPに設定された日付と時刻です。ストレージシステム内でSVP障害やLAN障害などが発生したときは、日付と時刻が1970/01/01からの積算時間になることがあります。