1.17.10 コンシステンシーグループ単位でGADペアを再同期する
背景
コンシステンシーグループに登録されているGADペアを、一括で再同期できます。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(リモートバックアップ管理)ロール
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[リモートレプリケーション]画面または[GADコンシステンシーグループプロパティ]画面で、コンシステンシーグループの状態が次のどれかであること。
コンシステンシーグループの[状態]が[Suspending]である。
コンシステンシーグループの[状態]が[PSUS]または[PSUE]、かつコンシステンシーグループの[I/Oモード]が[ローカル]である。
コンシステンシーグループの[状態]が[SSWS]である。
- メモ
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コンシステンシーグループの[状態]が[SSWS]の場合は、コンシステンシーグループに登録されているペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームを入れ替えて、ペアを再同期します(スワップリシンク)。
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コンシステンシーグループの[I/Oモード]は、[リモートレプリケーション]画面で確認できます。
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GADペアがあるコンシステンシーグループであること。
GADペアがあるコンシステンシーグループは、[リモートレプリケーション]画面または[GADコンシステンシーグループプロパティ]画面で、[利用]に[使用中]と表示されます。
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コンシステンシーグループ内のペアのボリュームが所属するリソースグループが、ユーザの所属するユーザグループに割り当てられていること。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。
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[GADコンシステンシーグループ]タブで再同期したいコンシステンシーグループのチェックボックスを選択し、次のどちらかの方法で[コンシステンシーグループ再同期]画面を表示します。
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[コンシステンシーグループ再同期]をクリックします。
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[アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[コンシステンシーグループ再同期]を選択します。
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[選択したコンシステンシーグループ]テーブルに、再同期したいコンシステンシーグループが表示されていることを確認します。
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[コピー速度]で、1回のリモートI/Oでコピーする最大トラックの数を指定します。
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[ALUAモード]を選択します。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークを付けた場合は、[タスク]画面が表示されます。
コンシステンシーグループ単位でペアを再同期したら、[リモートレプリケーション]画面で、コンシステンシーグループに登録されているすべてのGADペアが正しく(PAIR状態に)表示されていることを確認します。
コンシステンシーグループ単位でのペア再同期操作の状況を確認するには、Storage Navigatorメイン画面の右上にある更新ボタンをクリックして[リモートレプリケーション]画面の情報を更新するか、[コンシステンシーグループプロパティ]画面で詳細な状態情報を表示してください。