1.10.5 正サイトと副サイトのストレージシステムの電源を計画的にオン/オフする
「(1) 正サイトと副サイトのストレージシステムの電源をオフにする」の手順を実施後、「(2) 正サイトと副サイトのストレージシステムの電源をオンにする」の手順を実施してください。
(1) 正サイトと副サイトのストレージシステムの電源をオフにする
正サイトと副サイトの両方のストレージシステムの電源をオフにする手順を次に示します。
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サーバから正サイトおよび副サイトのストレージシステムへのI/Oを停止します。
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正サイトのストレージシステムで、プライマリボリュームを指定してGADペアを中断します。
コマンド例:pairsplit -g oraHA -IH0
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GADペアのプライマリボリュームのペア状態がPSUS(Local)、セカンダリボリュームのペア状態がSSUS(Block)に変わったことを確認します。
コマンド例:pairdisplay -g oraHA -fcxe -IH0
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正サイトおよび副サイトのストレージシステムの電源をオフにします。
(2) 正サイトと副サイトのストレージシステムの電源をオンにする
停止中である正サイトと副サイトのストレージシステムの電源をオンにする手順を次に示します。
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正サイトおよび副サイトのストレージシステムの電源をオンにします。
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正サイトと副サイトのストレージシステム、およびQuorumディスク用ストレージシステムに閉塞部位がないことを確認します。
閉塞部位があった場合は、回復します。
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パスの閉塞に関するSIMが発生している場合は、それらのSIMをコンプリートします。
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GADペアのプライマリボリュームのペア状態がPSUS(Local)、セカンダリボリュームのペア状態がSSUS(Block)であることを確認します。
コマンド例:pairdisplay -g oraHA -fcxe -IH0
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正サイトのストレージシステムで、プライマリボリュームを指定してGADペアを再同期します。
コマンド例:pairresync -g oraHA -IH0
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GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームのペア状態が、両方ともPAIR(Mirror(RL))に変わったことを確認します。
コマンド例:pairdisplay -g oraHA -fcxe -IH0
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サーバから正サイトおよび副サイトのストレージシステムへのI/Oを再開します。