1.1.7 仮想IDとは
複数のストレージシステムを1台の仮想ストレージマシンとしてサーバに認識させるためには、次のリソースを仮想化し、仮想の識別情報(仮想ID)を設定します。global storage virtualizationでは、リソースグループ単位またはボリューム単位に、仮想IDを設定できます。
サーバへ仮想情報の応答が必要なリソース |
仮想IDが設定されるリソース |
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シリアル番号 |
リソースグループ |
モデル |
リソースグループ |
LDEV ID※ |
ボリューム |
エミュレーションタイプ |
ボリューム |
LUSEのLU連結数 |
ボリューム |
SSID |
ボリューム |
- 注※
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仮想LDEV IDが削除されているボリュームは、サーバからのI/Oを受け付けられません。なお、GADのセカンダリボリュームとして使用するボリュームは、いったん仮想LDEV IDを削除します。GADペアを作成するときに、プライマリボリュームのLDEV IDと同じ値が、セカンダリボリュームの仮想LDEV IDとして設定されます。
複数のリソースグループに、同一のシリアル番号およびモデルを仮想IDとして設定できます。
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VSP G150, G350, G370, G700, G900およびVSP F350, F370, F700, F900の場合:7種類
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VSP Eシリーズの場合:15種類
仮想IDの設定については、RAID Managerコマンドリファレンスを参照してください。