1.7.16 プライマリボリュームをプール満杯障害から回復する手順例(ペア状態がPAIRのときに障害が発生した場合)
ペア状態がPAIRのときに、プライマリボリュームのプール満杯によって発生した障害から回復する手順を次に示します。
障害回復の概要
![]() |
障害回復の流れ
-
プール満杯を検出したプールの空き容量を増やします。
プールの空き容量を増やす手順の詳細については、システム構築ガイドを参照してください。
-
Quorumディスクの状態を確認し、閉塞している場合は回復します。Quorumディスクにボリュームを設定しない場合、Quorumディスクの回復手順は不要です。
-
GADペアを再同期します。
-
セカンダリボリュームのI/OモードがLocalであることを確認します。
コマンド例:
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH1 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. S-VOL SSWS NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/L oraHA dev1(R) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. P-VOL PSUE NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - B/B
-
副サイトのストレージシステムで、ペアを再同期します。
コマンド例:pairresync -g oraHA -swaps -IH1
正サイトのストレージシステムのボリュームがセカンダリボリューム、副サイトのストレージシステムのボリュームがプライマリボリュームに変わります。
- 注意
-
GADペアの片方のボリュームの容量拡張が成功した後に障害が発生した場合、GADペアの作成、再同期、スワップリシンク、およびhorctakeover操作は、容量不一致により失敗します。もう片方のボリュームの容量を拡張して、両方のボリュームの容量を一致させてから、この操作を実施してください。
-
GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームのペア状態が、両方ともPAIR(Mirror(RL))に変わったことを確認します。
コマンド例:
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH0 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. S-VOL PAIR NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - L/M oraHA dev1(R) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. P-VOL PAIR NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/M
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH1 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. P-VOL PAIR NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/M oraHA dev1(R) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. S-VOL PAIR NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - L/M
-
-
交替パスソフトウェアを使用して、セカンダリボリューム(障害発生前のプライマリボリューム)へのI/Oを再開します。
自動でサーバからのI/Oが再開されていることもあります。
-
必要に応じて、プライマリボリュームとセカンダリボリュームを入れ替えます。