1.15.6 GADペアを作成する
背景
GADペアを作成する手順を次に示します。正サイトのストレージシステム(プライマリボリュームを配置するストレージシステム)で、ペアを作成します。
なお、TCP/IPネットワークの過剰トラフィックを避けるため、形成コピー実行前にPerformance Monitorを停止してください。
- メモ
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ALUAモードが有効に設定されている状態でGADペアを作成する場合、GADペア作成後にサーバを再起動してください。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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セカンダリボリュームが、すべてのサーバからオフラインとなっていること。
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プライマリボリュームおよびセカンダリボリュームのポート名、ホストグループID、およびLUN IDがわかっていること。
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正サイトおよび副サイトのストレージシステムの論理ユニット(LU)が定義・初期化済みであること。
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正サイトと副サイトのストレージシステムの間に、リモート接続を追加済みであること。
操作手順
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次のどれかの方法で、[GADペア作成]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。[GADペア]タブで[GADペア作成]をクリックします。
Storage Navigatorのよく使うタスクを使用する場合:
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[よく使うタスク]から[GADペア作成]を選択します。
Storage Navigatorの[リモートレプリケーション]画面を使用する場合
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[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。[GADペア]タブで[GADペア作成]をクリックします。
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[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。[GADコンシステンシーグループ]タブで[GADペア作成]をクリックします。
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[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。[アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[GADペア作成]を選択します。
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[リモートストレージシステム]の[モデル/シリアル番号]で、モデルとシリアル番号を選択します。
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[リモートストレージシステム]の[パスグループID]で、パスグループのIDを選択します。
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[プライマリボリューム選択]の[選択項目]で、ローカルストレージシステムのポートタイプを選択します。
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[プライマリボリューム選択]の[LU選択]で、ローカルストレージシステムのポート名とホストグループ名またはiSCSIターゲットエイリアスを選択します。
プライマリボリュームとして使用できるボリュームが[利用可能なLDEV]テーブルに表示されます。
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[プライマリボリューム選択]の[利用可能なLDEV]テーブルで、プライマリボリュームのチェックボックスを選択します。
- メモ
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仮想ストレージマシン内のボリュームを指定するときも、実LDEV IDを指定してください。仮想LDEV IDは指定できません。
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[セカンダリボリューム選択]の[ベースセカンダリボリューム]‐[ポート名]でポートを選択します。
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[セカンダリボリューム選択]の[ベースセカンダリボリューム]‐[ホストグループID/iSCSIターゲットID]で、ホストグループIDまたはiSCSIターゲットIDを選択します。
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[セカンダリボリューム選択]の[ベースセカンダリボリューム]‐[LUN ID]でLUN IDを選択します。
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[セカンダリボリューム選択]の[ベースセカンダリボリューム]‐[選択タイプ]でセカンダリボリュームを割り当てる間隔を選択します。
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[ミラーID]を選択します。
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[Quorumディスク]を選択します。ボリュームを設定していないQuorumディスクを選択する場合は、LDEV IDが「-」になっているQuorumディスク(例:00(-))を選択します。
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[CTG ID]を選択します。
GADペアをコンシステンシーグループに登録する場合は、1つのコンシステンシーグループ内のすべてのペアに同じミラーIDとQuorumディスクを設定します。
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必要に応じて、[オプション]をクリックします。
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[形成コピータイプ]を選択します。
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[コピー速度]で、1回のリモートI/Oでコピーする最大トラックの数を指定します。
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[ALUAモード]を選択します。
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[追加]をクリックします。
作成したペアが、[選択したペア]テーブルに追加されます。ペアを[選択したペア]テーブルから削除したい場合は、そのペアのチェックボックスを選択して[削除]をクリックします。ペアのチェックボックスを選択して[設定変更]をクリックすると、[設定変更]画面が表示され、そのペアの設定を変更できます。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。