1.7.3 ペア状態およびI/Oモードとサーバからのアクセス可否と最新のデータの格納先(障害発生前)
障害発生後のGADペアのペア状態とI/Oモード、サーバからのアクセス可否、および最新のデータの格納先は、障害発生前の状態によって異なります。
ここでは、サーバからのアクセス可否と最新のデータの格納先を、ペア状態およびI/Oモードごとに示します。次節以降では、これらのペア状態およびI/Oモードごとに、障害発生後のサーバからのアクセス可否と最新のデータの格納先を説明します。
ペア状態(I/Oモード) |
サーバからのアクセス可否 |
最新のデータの格納先 |
||
---|---|---|---|---|
P-VOL |
S-VOL |
P-VOL |
S-VOL |
|
PAIR(Mirror(RL)) |
PAIR(Mirror(RL)) |
○ |
○ |
P-VOLとS-VOLの両方 |
PAIR(Mirror(RL)) |
PAIR(Block) |
○ |
× |
P-VOLとS-VOLの両方 |
COPY(Mirror(RL)) |
COPY(Block) |
○ |
× |
P-VOL |
PSUS/PSUE(Local) |
SSUS/PSUE(Block) |
○ |
× |
P-VOL |
PSUS/PSUE(Block) |
SSWS(Local) |
× |
○ |
S-VOL |
- (凡例)
-
P-VOL:プライマリボリューム
S-VOL:セカンダリボリューム
○:アクセス可
×:アクセス不可