1.4.24 セカンダリボリューム用のボリュームの仮想属性にGAD予約を割り当てる
GADペアを作成すると、セカンダリボリュームの仮想LDEV IDに、プライマリボリュームのLDEV IDと同じ値が設定されます。セカンダリボリュームに仮想LDEV IDを設定するためには、あらかじめ仮想属性にGAD予約を割り当てる必要があります。
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コマンド例
LDEV ID(0x4444)の仮想属性にGAD予約を割り当てます。
raidcom map resource -ldev_id 0x4444 -virtual_ldev_id reserve -IH1
確認コマンド例
ボリューム(LDEV ID:0x4444)の情報を表示します。
raidcom get ldev -ldev_id 0x4444 -fx -IH1
Serial# : 422222
LDEV : 4444 VIR_LDEV : ffff
SL : -
CL : -
VOL_TYPE : NOT DEFINED
SSID : -
RSGID : 1
仮想属性にGAD予約を割り当てたLDEV IDは、VIR_LDEV(仮想LDEV ID)に「ffff」と表示されます。
- メモ
-
仮想属性に割り当てたGAD予約を解除するには、raidcom unmap resourceコマンドを使用します(例:raidcom unmap resource -ldev_id 0x4444 -virtual_ldev_id reserve -IH1)。GAD予約を解除したあとは、確認コマンドを使用して、VIR_LDEV(仮想LDEV ID)に「fffe」と表示されることを確認してください。