1.4.21 リソースグループにホストグループIDを予約する
副サイトのストレージシステムのリソースグループに、セカンダリボリュームが使用するホストグループのIDを予約します。
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コマンド例
リソースグループ(HAGroup1)に、ホストグループID(CL1-C-0)を予約します。
raidcom add resource -resource_name HAGroup1 -port CL1-C-0 -IH1
確認コマンド例
ポート(ポート名:CL1-C)に設定されているホストグループの情報を表示します。
raidcom get host_grp -port CL1-C -resource 1 -IH1 PORT GID GROUP_NAME Serial# HMD HMO_BITs CL1-C 0 1C-G00 422222 WIN
ポート名、ホストグループID、およびホストグループ名が正しいことを確認します。
- メモ
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実体が定義されていないホストグループをリソースグループに予約した場合、確認コマンドに-key host_grpオプションを指定すると、予約したホストグループを表示できます。確認コマンドの実行結果の例を次に示します。
raidcom get host_grp -port CL1-C -key host_grp -resource 1 -IH1 PORT GID GROUP_NAME Serial# HMD HMO_BITs CL1-C 0 1C-G00 422222 WIN CL1-C 1 HAVol 422222 WIN CL1-C 2 - 422222 - CL1-C 3 - 422222 - CL1-C 4 - 422222 - CL1-C 5 - 422222 -
この例では、リソースグループ1に、ホストグループIDが0から5までのホストグループが予約されています。ホストグループIDが0と1のホストグループは、実体が定義されており、ホストグループIDが2から5のホストグループは、リソースグループに予約されているだけで、実体が定義されていません。なお、ホストグループIDが6から254のホストグループは、リソースグループ1に予約されていないため、表示されません。